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Re: 宗教って…

 投稿者:大田俊寛  投稿日:2011年 9月 7日(水)22時45分35秒
編集済
  クロサワさま

掲示板に書き込みいただき、ありがとうございます。
この掲示板は、絵も掲載できるようになっていたのですね。まったく知りませんでした。クマはとても可愛いですね。なぜか涙目のようですが。

西洋の神学や形而上学において、「鏡」のモチーフは極めて重要な位置を占めています。それは鏡が、外部からこの世の姿を客観的に映し出すものであるから、そして人間にとっては、自分自身が限界と輪郭を有する一人の人間であること、他の人間と共存する必要のある存在であることを映し出すからであると思われます。この意味において鏡は、規範的な意味も持っているのです。西洋では、支配者が遵守するべき徳目を記した「君主の鑑(かがみ)」という文学的伝統もあります。
http://www.d-b.ne.jp/mikami/smarag.htm

グノーシス主義は、かなり無茶苦茶な宗教思想であり、最後は暴走して自滅してしまったようなところがありますが、人間精神と鏡の関係を徹底して精密に描き出しているところがあり、その点はやはりスゴイと思います。

>「一者」は、自らを観察し認識してくれる鏡の存在が欲しくて わざと人間を作ったのかも、かな、なんて思いました。

少しニュアンスが違うかもしれませんが、キリスト教神学において、神が自らの似姿を持つものとして人間を創造したのは、自身の栄光を世界に示すため、と言われています。
http://www.hi-ho.ne.jp/luke852/bible/vol6.html

ということで、簡単にお答まで。

http://gnosticthinking.nobody.jp/

 
 

宗教って…

 投稿者:クロサワナオコメール  投稿日:2011年 9月 7日(水)00時49分28秒
  掲示板の皆さま初めまして。そして管理人様、先日は突然のメールにご丁寧に返信下さいましてありがとうございます。
 話題はなんでも良いということなのでまたどうでもいいことを書きます。気が向いたらご意見下さい。
 宗教のいいところって、どうしたらいいか分からなくなった時、マニュアルとして教義があるからいいですよね。何らかの宗教に入ってる人って、迷いがないから、うらやましいなと、日常生活の中で感じることがよくあります。また、宗教は、人間というものが集団で生きる生物であるために出来たのだと思います。大抵の宗教の教えには「盗むな、殺すな、姦淫するな」という内容があると思いますが、それってまさに集団で生活する中で守らないといけない必要最低限(?)なことだと思います。それを守らせる為の拠り所として、カリスマ的人物、あるいは神様が必要になったんでしょうが、教義を永続させる為には拠り所を強化し続けなければならず、そこに変な幻想が生まれていったの…かな~なんてつれづれ思っちょります。あっ今「鏡像段階論とグノーシス主義」を読み始めさせていただいて、休憩でこんな他愛も無いこと書いちょります。。。
ちなみに「鏡像段階論とグノーシス主義」読んでいて、「宇宙の人間原理」が頭をよぎります~。「一者」は、自らを観察し認識してくれる鏡の存在が欲しくて わざと人間を作ったのかも、かな、なんて思いました。 。。それでは、失礼します~。
宗教って…お絵かき133567
 

書評を拝読しました

 投稿者:大田俊寛  投稿日:2011年 7月30日(土)22時42分52秒
  一条真也様

私の二冊の本に対する丁寧な書評を書いていただき、誠にありがとうございました。特に『オウム真理教の精神史』につきましては、私がもっとも言いたかったことを的確に指摘していただいております。メッセージが届いていることが実感でき、大変勇気づけられました。

伝統仏教諸宗派が方向性を見失い、また、一部の悪徳葬祭業が「ぼったくり」を行っていることは、否定できない事実だと思います。しかしだからといって、「葬式は要らない」という短絡的な結論に飛びついてしまえば、そこには、ナチズムの強制収容所やオウム真理教で行われていた、「死体の焼却処理」という惨劇が待ちかまえているのです。社会のあり方全体を見つめ直し、人々が納得のいく弔いのあり方を考案することこそが、私たちの課題なのだと思います。とても難しいことですが。

今のところ、今後の研究としては、「喪の作業」の実態をミクロな視点から捉え直すというテーマに取り組んでみたいと考えています。その点は一条様がご専門でしょうから、私も一条様のご著書に学ばせていただきたいと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

http://gnosticthinking.nobody.jp/

 

ご著書に感銘を受けました。

 投稿者:一条真也メール  投稿日:2011年 7月30日(土)16時41分31秒
  わたしは冠婚葬祭業を営みながら、著作活動など行っている者です。鎌田東二氏との共著『満月交感』や島田裕巳氏への反論の書『葬式は必要!』などを書いております。貴殿の2冊のご著書を読み、非常に感銘を受けました。小生のブログ「一条真也のハートフル・ブログ」にも、拙い感想を書かせていただきました。ご一読下されば幸いです。貴殿の今後の益々の御活躍を心よりお祈りいたします。

http://www.ichijyo-shinya.com/home/

 

ご指摘ありがとうございます

 投稿者:大田俊寛  投稿日:2011年 6月 2日(木)16時34分44秒
  北耕史様、オウム論のご感想を投稿いただき、誠にありがとうございます。

オウム真理教について、多くの読者は、江川紹子さんや森達也さんの仕事のように、対象に接近してその実情を具体的に描くことを望みますので、私のようなアプローチの仕方には、賛否両論があるようです。

とはいえ私は、できるだけ広い視野から現象を捉えることが学問の重要な役割であり、また、オウムが何だったのか、自分たちはどのような衝動に突き動かされてオウムの運動に身を投じたのかということは、実は麻原彰晃本人や(元)信者たちも良く分かっていないのではないかと考え、それを明らかにするために、『オウム真理教の精神史』のアプローチを選択しました。その試みを好意的に評価していただいたことを、嬉しく思います。

「宗教学が果たすべき役割」については、拙著の「おわりに」では明示的に記しませんでしたが、現時点で私が考えていることは、宗教学の産みの親である近代という時代の構造を、それを内側から解体させることが可能になるような次元まで徹底して分析するということです。とても困難な課題ですが、今後も微力を尽くしていきたいと思います。

また、誤植のご指摘もいただき、ありがとうございます。いずれHP上で初版の誤植を掲載すると共に、もし重版されることがありましたら、必ず修正するようにいたします。

http://gnosticthinking.nobody.jp/

 

感想

 投稿者:北耕史メール  投稿日:2011年 6月 2日(木)14時34分31秒
   「オウム真理教の精神史」を読みました。以下、単純かつ簡単ですが、感想を送らせていただきます。
 近代の学問たる宗教学の方法に忠実に、「信仰に対して可能な限り客観的な立場に自分を置く」等のルールを守りながらオウムを分析したから、見通しのよい構図を描くことができたのでしょう。オウムが、ロマン主義、全体主義、原理主義という思想的潮流が合流したところに発生したということがよく分かりました。
 日本でオウムが生まれた理由の分析にも教えられました。仏教が形骸化していたうえ、広範な都市化により人間の無個性化が進み、それを嫌悪する若者が増えていた。さらに、日本は過去に、神的な主権者を戴いて世界と戦って「滅亡」した経験があり、その影響で、キリスト教的終末論がリアリティを持った――。
 宗教学の方法を「根拠はもろく、企図は危うい」と認めつつ、「果たすべき役割がまだある」と主張する態度を潔いと感じました。そうした地点からは中沢新一のインチキさがよく見えるのでしょう。

蛇足 P160の7行目「この舞踊はアメリカでの講演も行われ」は「公演」、「前者は地上から抹消され、そして後者はキリストとともに地上に王国を建設する」(P179、1~2行)の前者と後者は逆ではないでしょうか。
 

有り難うございます

 投稿者:大田俊寛  投稿日:2010年 9月 1日(水)12時45分57秒
  根本さま、いつもお世話になっております。
書評を書いていただいたとのこと、深く感謝いたします。
読ませていただくのが楽しみです。
発行されましたら、またお知らせいただければ嬉しく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://gnosticthinking.nobody.jp/

 

(無題)

 投稿者:根本和子メール  投稿日:2010年 9月 1日(水)10時15分4秒
  大田様
もう旧聞になってしまいましたが、『グノーシス主義の思想』について、以前お話したことのある小さなニュースレターに短い書評を書かせていただきました。この秋には発行されます。見当はずれなことも書いているかと思いますが、機会があれば雄目通しいただければ幸いです。
 

1万人目のご報告、ありがとうございます

 投稿者:大田俊寛  投稿日:2010年 5月16日(日)22時30分41秒
  まようべき人さま、1万人目のご報告を書き込んでいただき、ありがとうございます。
相も変わらず、時代遅れの僻地のようなHPですので、アクセス数はあまり気にしていなかったのですが、おかげさまで記念になりました。

宮台氏に関しましては、私の目には宗教に関する氏の認識はかなり浅薄なものに映り、
また聞きかじりの知識に依拠して断言口調でものを言うのは、
研究者の態度としてふさわしくないと考えていますので、
氏から著作を推薦されるのは、正直に申し上げて何だかむず痒い感じなのですが、
こういったご縁もありますので、やはり感謝しなければならないと思います。
(フォローになっていますでしょうか。)

アメリカとドルの覇権が崩れたと思ったら、何だかユーロまでぐらつき出し、
近代の終わりがいよいよ見え始めたのかも、という世相ですが、
瞬間風速的な流れに惑わされずに、自分なりの研究を続けたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://gnosticthinking.nobody.jp/

 

1万人目達成しました。

 投稿者:まようべき人  投稿日:2010年 5月16日(日)21時15分22秒
  はじめまして、まようべき人といいます。
読書新聞あたりの対談で宮台真司さんが大田さんの著書を推薦されているのを拝見して、著書を購入して、それ以来ホームページにお邪魔しております。
そして、本日訪問したところ、ちょうど1万人目になりました。くじ運は弱い方なので、正直驚いています。
最近のご時世を見ていると、宗教やナショナリズムが無自覚に振りかざされている感じがし
ますが、やはり宗教をきちんと見ていくことでしか、こうした動向に対応できないのではと思ったりします。
それでは、これからもよろしくお願いします。
 

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