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Re: 全校生徒の前で発表

 投稿者:るるん  投稿日:2014年11月19日(水)18時20分50秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事です。

昨日、発表するメンバーと先生でリハーサルをしました。
別に誰にも言われなかったので、気持ちが楽になりました
よくよく考えれば、言えるようになったんだね と言われるのは一回くらいですし
マイクを使うので、マイクに声ば届けばいいのかって言うかんがえもありますし(笑)
明日頑張ろうと思います

> るるんさんへのお返事です。
>
>  発表の場面で緊張すると思いますが、元緘黙の諸先輩のお話では、決まったことを言うのは、比較的できるようになるとのことです。ご家族や頼める友人に頼んで、その人の前で、その状況でできるだけ大きな声で(大声の必要は、たぶんないと思います.聞こえればいいのです)練習をすると良いと思います。
>  かむのはプロのアナウンサーや芸人でもするので、素人が噛むのは愛嬌という位でに思ってもokだと思います。心配な分、練習すると少し気が楽になりますよ。
>
>
>
> > こんにちは 元かんもく症です中2 今月の20日に発表することになったのですが かんもく症を克服したのは中2なので 発表するのがとても怖いです 考えるだけで怖くて 「やるのかぁ」と思い なんにもする気がありません テストもその次の日にあるので、どうしようかと思ってます。 発表するのは、 美化点検項目4つ目です これはきちんと並べていますね 逆にこれはきちんと並べていません (美化委員会なので) かんだらどうしよう、間違えたらどうしよう、どのくらいの声で話せばいいのが みんなも発表するのですが、怖くてやりたくないです
 
 

Re: 全校生徒の前で発表

 投稿者:kogure  投稿日:2014年11月16日(日)23時26分38秒
返信・引用
  > No.939[元記事へ]

るるんさんへのお返事です。

 発表の場面で緊張すると思いますが、元緘黙の諸先輩のお話では、決まったことを言うのは、比較的できるようになるとのことです。ご家族や頼める友人に頼んで、その人の前で、その状況でできるだけ大きな声で(大声の必要は、たぶんないと思います.聞こえればいいのです)練習をすると良いと思います。
 かむのはプロのアナウンサーや芸人でもするので、素人が噛むのは愛嬌という位でに思ってもokだと思います。心配な分、練習すると少し気が楽になりますよ。



> こんにちは 元かんもく症です中2 今月の20日に発表することになったのですが かんもく症を克服したのは中2なので 発表するのがとても怖いです 考えるだけで怖くて 「やるのかぁ」と思い なんにもする気がありません テストもその次の日にあるので、どうしようかと思ってます。 発表するのは、 美化点検項目4つ目です これはきちんと並べていますね 逆にこれはきちんと並べていません (美化委員会なので) かんだらどうしよう、間違えたらどうしよう、どのくらいの声で話せばいいのが みんなも発表するのですが、怖くてやりたくないです
 

全校生徒の前で発表

 投稿者:るるん  投稿日:2014年11月15日(土)16時12分27秒
返信・引用
  こんにちは 元かんもく症です中2 今月の20日に発表することになったのですが かんもく症を克服したのは中2なので 発表するのがとても怖いです 考えるだけで怖くて 「やるのかぁ」と思い なんにもする気がありません テストもその次の日にあるので、どうしようかと思ってます。 発表するのは、 美化点検項目4つ目です これはきちんと並べていますね 逆にこれはきちんと並べていません (美化委員会なので) かんだらどうしよう、間違えたらどうしよう、どのくらいの声で話せばいいのが みんなも発表するのですが、怖くてやりたくないです  

はじめまして

 投稿者:omiso  投稿日:2014年11月13日(木)00時13分43秒
返信・引用
  緘黙という言葉を知ったばかりの者です。

おそらく自分は当事者であったのではと思い
投稿させて頂きました。

母親は学校で話さない私に大変頭を
悩ませていたと思います。
受け持って頂いた先生方も注意を寄せて下さっていたようです。

そのことについて
大人たちに怒られることなく
注目をされることなく
しかし目がむけられているのは感じていました。
今思えば見守られていたのでした。

話は殆どしませんでしたが
先生とよく目は合っていたように思います。
それは自分はここにいると感じるための
大事なまなざしであったと思います。

また、学年が変わり
別の先生に担任頂いた際です。
下を向いていることの多い自分を見つけると
頭をなでたり
肩をたたいたり
意識を対等な場所に戻して下さいました。
ごく自然なふるまいが信頼感のあるものでした。

教頭先生は登校時に
やはりうつ向いて通りすぎようとする自分の頬を
優しくつねり笑顔をひきだしてくれました。
(嫌で避けようとするもしつこく見つけてくれました)

その後も素敵な先生方や大人に
出合うことが出来ました。
長くなるので。


今は結婚し1児の親です。
仕事もしています。
比較的1人で行う仕事を選んでいたり
つい先日も言葉が殆ど出ないことがありました。
(数少ない友人とのランチの約束中ずっとです!嫌われたかな)


完全に(そうだとすれば)まだ完治していず
なにが課題かもわからない状態ですが

暖かな大人たちに囲まれていて
自分もそれを少なからず感じていたこと
これは陽の光をあびるようにじわじわと
心を柔らかくしたように思います。
そばにいて下さった方たちに感謝しています。


母親にあてるような思いで
今胸に心配を抱えていらっしゃる親御さまに
お伝えしたく投稿しました。

失礼がありましたらお詫びします。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:kogure  投稿日:2014年11月 4日(火)09時31分42秒
返信・引用
  さかなさんへのお返事です。

ご了承ありがとうございました。少し忙しくて、なかなか作業が進まなかったのですが、やっと原稿を整理しました。
ブログではなくて自分のホームページに掲載させて頂きました。

それをブログで、紹介しました。ブログは googleで「群馬ニーズ教育研究会」という名前で検索するとすぐ見つかります。
(この掲示板は、宣伝などに荒らされないように、URLホームページのリンクは書き込めないようになっています。)

良かったらご覧頂き、もし問題がありましたら、お知らせ下さい。




> kogureさんへのお返事です。
>
> お返事ありがとうございます。
> 今は混乱の時期なのですね。以前kogureさんが仰った、基本は"一人一人を丁寧に見てアプローチ"というシンプルな話なのに、早期発見・上の学校へあげる責任など大人の都合で余計こじれていると思います。
> 高松先生の「丁寧な子育て」というのがとてもしっくりきました。
>
> >  ※さかなさんとのやりとりを、プライバシーは守りながら、小生のブログにアレンジして掲載して宜しいでしょうか?現在、吃音の世界で、吃音も発達障害だと気づき、大騒ぎになっています。その方たちも、同じような問題を抱えているようです。
>
> 掲載の件、少しでもお役に立てるのなら私も嬉しいです。吃音の世界でも同じ事が繰り広げられているのですね。凹凸の話とかぶりますが、少しでも気になるところがあれば全て発達障害になりそうで非常にしんどい話です。マニュアルのようで一部には便利な言葉になりそうですけれども。
>
> また差し支えないようでしたら、ブログをお教え頂ければ有難く存じます。
> kogureさんとお話させて頂いて非常に勉強になりました。また、何かの際にはよろしくお願い致します!
 

場面緘黙とアスペルガー症候群

 投稿者:プルーン  投稿日:2014年10月27日(月)10時19分23秒
返信・引用
  はじめまして。
5歳のときアスペルガー症候群と診断された小学2年生の女の子の母です。
0歳から保育園に通っていました。
そもそも、保育園に入れた理由が、昼夜問わず眠りが浅く、特に昼間は、新生児の時から10分~15分くらいずつしか眠らず、起きている間はずっとそばについているか抱っこしていないと、ギャーギャー泣きっぱなしになる。お風呂に入るのも、服を脱がせ始めてから入浴させ、服を着せ終わるまで泣き通しという毎日。しかも夫が忙しく夜中まで帰らないため、一人で精神的に参り、うつ状態になったからでした。
言葉が話せるようになって(2歳半で2語文を話していました)からは、家では、とても明るく朗らかで、ひょうきんな子供です。人見知りはあまりしませんでした。自分に心から関心を寄せてくれる人には、親が一緒にいれば誰にでもすぐ懐きます。
また、私たちには理由がわからないことで突然、癇癪を起こしたり、自分に思い通りにならないと激しく泣き喚き続けたりしました。
そして、親のいる場所では、父親や祖父母に君臨する暴君のようでもありました。母親である私は、子供でも理不尽な要求は一切飲まないので、私とだけいるときは暴君にはならない代わり、癇癪を起こしてばかりでした。
一方、当時は、園での日常についてはまったくわかりませんでした。保育士さんや友達を困らせることはなかったようで、そういう連絡は一切なく、迎えに行った時は自由遊びの時間で、元気溌剌と友達と遊んでいました。
ところが、運動会や発表会になると、お遊戯でも他の競技でも固まってしまって動きません。家では、練習中のお遊戯を披露してくれるので、園でもちゃんと練習には参加しているものと思っていました。
私自身は、新生児期からの育てにくさと、発表会などのときの様子と家での傍若無人ぶりの違いなどから、どこか他の子供とは違うと感じ、専門機関に相談したいと願いましたが、身内からも園の先生方からも、
「心配しすぎ。大きくなったら、できるようになる。普通、普通」
と言われ続けて、受診できずにいました。
しかし、5歳を目前にした運動会のとき、お遊戯では相変わらず棒立ち。それだけでなく簡単なフォーメーションチェンジで、友達と前後を入れ替わるとき、すれ違うはずの子とぶつかっても、身動き一つしないのを見て、これは誰がなんと言おうと専門家に相談しないとと、療育センターを予約しました。
幸い、半年待ちのはずがキャンセルがあり、5歳と2ヶ月で受診できました。
診断は、アスペルガー症候群。
結果を保育園に伝え、配慮をお願いすると、やっと、「そういえば」といろいろ出てきました。
・お弁当(食物アレルギーがあるので給食が食べられません)を一人で食べられない。
・朝の会などで、立ったり座ったり、皆と一緒に唄うことができない。発言もできない。
・月に2,3回ずつあるスポーツ教室や英会話に参加できていない。
・お遊戯の練習に参加できていない。
・みんなで一緒に次の行動に移るとき、固まっていることがある。
自主性を尊重するのが信条で、小さいながら保育士さんの数が多く、よく手をかける園だったことが裏目に出た感じです。無理強いされることがなかったのは、本人のためには、すごく良かったとは思います。
ただ、それがわからなかったこと、発達検査はキチンと受けられたことで、診断後の説明で場面緘黙の話は全く出なかったことが残念です。

小2になった今、学校での状況は、
・登校は分団に親が同伴。
・立ったり座ったりは、先生が個別に肩を叩くなどの促しでやっとできる。
・トイレも自分から進んでは行けない。
・お弁当が自分で食べられない。音読や発言、発表ができない。
・作文ができない。歌が唄えない。体育で準備体操ができない。体育の授業の内容も動きがぎこちない(学校の外ではむしろ活発で運動能力が高い)。
・休憩時間も喋れない、遊べない。
・同じ友達とも、放課後学級や公園では楽しくお喋りしながら遊べる。
・家では何も問題ないし、食事も一人でできる。外食も親しい友人と一緒の食事も問題なし。
という状況です。

アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムに関連する書籍などの情報では、場面緘黙についてはほとんど触れられていないので、なかなか注目できなかったのですが、最近になってやっと気づき、「なっちゃんの声」「場面緘黙Q&A」などを読むと、場面緘黙で説明がつくことが多いのに驚きます。
もちろん、それとは別に、自閉症スペクトラムの特性も持っていますが。

今、一番の問題は、学校でクラスメイトから嫌なことをされても、声も上げられず泣くこともできず、家に帰って私に泣きつくことしかできないことです。先生と一対一で話すこともできません。
先日も、掃除の時間、クラスメイトから背中に雑巾を押し当てられるということがありました。すぐに先生にお話しし、この件に関しては対処してくださることになりました。ただ、どうしてもタイムラグがあり、指導にも限界があります。
また、「その場で『嫌』と言えるようにならないと、将来、困ると思うんです。他の子もすぐ『先生、こんなことされた~』と言ってくる子がいますが、『まず、自分で嫌って言いなさい。そうでなければ、先生は受け付けません』と言います」
と言われてしまいました。
そういう障害だから、何か他のことで自身を持たせて、少しずつ自然にできるまで待つしかない。将来のために、「今」、少しずつ自然にできるように、無理強いはしないでほしい。
というお話をしましたが、どうも腑に落ちない様子です。
娘が希望したので、「なっちゃんの声」を教室でみんなに読んでほしいとお渡してみました。一旦は乗り気の様子でしたが、
「他のカリキュラムの都合もありますし、上と相談してみないと約束はできません」
と言われてしまいました。断られたら。共闘先生に直接理由をお聞きしてみようと思いますが、気が重いです。
来年度は3年生、いじめなどが心配です。支援学級も検討位したいのですが、娘の学校は知的と情緒が合同で、6人(全校児童は350人ほど)しか在籍しておらず、見てわかる重度の子が多いので、娘のタイプに合った指導が受けられるかどうか気になりますし、今、利用させて頂いている通級指導教室が利用できなくなるのが問題です。本人の希望は、「皆と一緒がいい」ですし。

まだ、場面緘黙ということでは、専門機関に相談したことはなく、児相精神科にも二軒ほど行きましたが、知的には標準、他害も多動もないせいか、
「カルテを作っておきますから、問題が起きたら来てください」
で終わってしまい、改めて受診する勇気が出ません。

診断名としてはつかないかもしれませんが、娘の症状は場面緘黙としか思えません。場面緘黙に詳しい医師は、どのように探したら良いのでしょうか。

はじめての書き込みで長くなってしまいました。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
 

小4の長女について

 投稿者:らん  投稿日:2014年10月10日(金)14時36分47秒
返信・引用
  産まれた時から、非常に泣き虫で育てにくく物心ついた頃は、極度の人見知りで、同じ年齢の子とは、遊べず私から、離れられない子供でした。
3年保育の幼稚園では、やはりみんなとは遊べず、年長の頃にようやく、とても大人しい子とお友達になれましたが、その友達以外とは、仲良くなれないまま卒園。
小学校でもお友達ができても1人ぐらい。
先生やまわりのお友達に様子を聞くと、静かで自分からは喋らないみたいです。発言もとても小さい声のようです。
ところが、家では、人が変わったように、とてもおしゃべりで、寝るまで、ずっとしゃべり続けている娘なので、先生やクラスの子に娘が静かだと聞くと、とても信じられないのです。
そして色々調べていくうちに緘黙症という病気があるという事を知りました。
娘に対して、これから楽しく生活をしていけるように、サポートしてあげたいのですが、まず、何からどうすべきか?アドバイスいただければと思います。
 

こんにちは

 投稿者:かずみ  投稿日:2014年10月 3日(金)08時18分5秒
返信・引用
  以前書き込んだことはありますがまた書かせてもらいます。
小学校6年間学校では一言もしゃべらなかったです。
しゃべるのが恥ずかしいのと、もししゃべったとき私に皆が注目するのでなんか恐怖があったと思います。
今は22才なりますが、いまだに人と会話するのも上手くできないし自分から話すときは恐怖というか、構えてしまいます。社会に出てみてこういう状況に何回もなりました。辛いです。四年間働きましたがいろいろあり精神的に辛くなり辞めてしまいました。私としては長く続きました。
今は次の仕事を探してますが、何でか怖くて。見つけたパートも1日で辞めたくなり、(辞めますが)自分は何で臆病で弱いんだと思いました。自分と向き合わなきゃいけません。家族に迷惑や心配をかけてばかりで申し訳ないです。少しずつでもバイトでも社会に慣れてしっかりした人間にならなきゃです。
 

教えてください。

 投稿者:watermeron09  投稿日:2014年 9月26日(金)00時43分59秒
返信・引用
  こんにちは。自分は今大学生です。
僕は、小学生低学年の頃にある事(他人からしたらほんの些細な事ですが)が原因で家族以外とは、ちゃんとしたコミュニケーションを取れなくなってしまいました。それから精神科に定期的に行って、社交性不安障害(でも僕には、場面性緘黙症の方が症状が近いと思います)と診断されて、抗うつ剤を処方しています。それでもまだ症状はまだ改善されません。それで、周囲(他人)からも無視してるとか、喋らない人とか、誤解されているのが、毎日の苦痛です。これから、この症状は改善されるんでしょうか?長文ですみません。
 

続きです。

 投稿者:めぐみ  投稿日:2014年 9月18日(木)15時45分20秒
返信・引用
  続きです。
娘は、現在中学3年生です。
高校入学までに、少しでも積極的になれたり、いい方へ向かえばと
思い、現在は緘黙関連の本などを読み、勉強しているところです。
主人にも本を読んだり、関心を持ってほしいのですが、
なかなか読んでくれませんし、ネットで調べたりもしません・・。
私だけ一人で心配をしているようで、孤独感もあり悲しいです。
皆さんのところは、どうですか。
 

教えてください

 投稿者:めぐみ  投稿日:2014年 9月17日(水)15時47分47秒
返信・引用
  中学生の娘が、場面緘黙症ではないかと疑っています。
最近このことが気になり、家事もやる気がおきず、ゆううつです。
受診の予約も入れたのですが、2か月後といわれ・・。
長崎県近辺で、おすすめの専門家、療育施設、病院などあれば教えてください。
県外でも(福岡など)かまいません。
高校で、仲良くしてくれていた友人(一人)と離れ、うまくやっていけるのか
(今まではいつも同じクラスでした。先生の配慮があったようで)とても不安に
感じています。
中学に入り、クラブの試合を見に行ったとき、学校、送迎の車の中などでも娘が話している姿を
みることができませんでした。
担任にも聞いてみたいのですが、どう相談するべきか、様子をきくにも
まだ勇気もでません・・。
(私自身も、引っ込み思案で、苦労してきました・・。相談するのもすごく
抵抗があります。)
また何か効果の見られた方法などあれば、教えてください。
よろしくお願いします。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:さかな  投稿日:2014年 9月11日(木)08時55分3秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事です。

お返事ありがとうございます。
今は混乱の時期なのですね。以前kogureさんが仰った、基本は"一人一人を丁寧に見てアプローチ"というシンプルな話なのに、早期発見・上の学校へあげる責任など大人の都合で余計こじれていると思います。
高松先生の「丁寧な子育て」というのがとてもしっくりきました。

>  ※さかなさんとのやりとりを、プライバシーは守りながら、小生のブログにアレンジして掲載して宜しいでしょうか?現在、吃音の世界で、吃音も発達障害だと気づき、大騒ぎになっています。その方たちも、同じような問題を抱えているようです。

掲載の件、少しでもお役に立てるのなら私も嬉しいです。吃音の世界でも同じ事が繰り広げられているのですね。凹凸の話とかぶりますが、少しでも気になるところがあれば全て発達障害になりそうで非常にしんどい話です。マニュアルのようで一部には便利な言葉になりそうですけれども。

また差し支えないようでしたら、ブログをお教え頂ければ有難く存じます。
kogureさんとお話させて頂いて非常に勉強になりました。また、何かの際にはよろしくお願い致します!
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 9月10日(水)06時43分49秒
返信・引用
  > No.928[元記事へ]

さかなさんへのお返事です。

 残念ですが、さかなさんが書かれているように、

> 結果、やはり支援センター内では、全てが「スペクトラム」に包括されてしまうようで場面緘黙の位置付けはとても低く、また教育現場では何かしら自閉症・発達障害など分かり易い診断名をつけて貰いたがっています。結局、楽な方へ流れているように感じました。kogureさんの方がお詳しいと思いますが、力が抜けました。

 本当は、混乱の方向へ流れて、問題が不明確になっているのだと思い、一応専門家としては、力不足を感じています。でも、問題の整理がとても必要な状況だと思っております。

> 私の投稿に沢山のアドバイスと労力をお使い頂き本当に感謝しております。色々理解出来た分、子供にしっかり関わってあげようと思います。ありがとうございました!

 高松鶴吉先生という療育の専門家が、「療育とは丁寧な子育てだ」と「療育とは何か」(ぶどう社刊)という本で書いています。腫れ物にさわるのではなく、普通の丁寧な子育てを、普通にやって上げて下さい。
 混乱の状況ですので、また、何かありましたら投稿して下さい。

 ※さかなさんとのやりとりを、プライバシーは守りながら、小生のブログにアレンジして掲載して宜しいでしょうか?現在、吃音の世界で、吃音も発達障害だと気づき、大騒ぎになっています。その方たちも、同じような問題を抱えているようです。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:さかな  投稿日:2014年 9月10日(水)00時46分7秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事2です。

再度詳しいお返事ありがとうございました。

「自閉症三組と子供の特徴」の件、センターより説明を受けている時から違和感があった為とても納得致しました。

お返事頂いて後、表記して頂いた書物を読んだり園の先生方やセンターの方とお話しました。
結果、やはり支援センター内では、全てが「スペクトラム」に包括されてしまうようで場面緘黙の位置付けはとても低く、また教育現場では何かしら自閉症・発達障害など分かり易い診断名をつけて貰いたがっています。結局、楽な方へ流れているように感じました。kogureさんの方がお詳しいと思いますが、力が抜けました。

私の投稿に沢山のアドバイスと労力をお使い頂き本当に感謝しております。色々理解出来た分、子供にしっかり関わってあげようと思います。ありがとうございました!
 

Re: 自己診断ですみません

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 9月 5日(金)07時21分1秒
返信・引用
  akaraさんへのお返事です。

> 推定緘黙なんですが、きちんと病院で診断してもらったほうがいいでしょうか?
> 一応精神科に通っているのですが(20年近く。ずっと同じ病院ではありません)・・・。
> 最近医師に自分は場面緘黙症ではないのか?と質問してみたら
> 「そういう病気はあります」
> としか返ってこなかったので・・。あまり詳しくない先生なのかも?

 akaraさんのことが分からないので、一般論ですが、
ある特定の状況や場面だけで、ほぼ無言になるという「緘黙」という症状は、自閉症や統合失調症などでもありますので、精神科の先生は比較的詳しいです。「そういう病気はあります」というお返事は、akaraさんの推定のように、あまり詳しくない先生なのかも知れませんが、知っているけど、それが中心ではないと判断されたのかも知れません。
 心配でしょうから、「『選択性緘黙症(場面緘黙症のこと)』という病気があるのを知ったのだが、それが気になるので、私の場合はどうなのか説明して下さい。」とちゃんとお願いしてみると良いのではないでしょうか?うまく言えないなら、紙に書いていくこともokだと思います。
 いくつかの病院を転院されている様ですので、釈迦に説法ですが、相性の良い先生は大事です。夫婦と同じで、相性は元々あるというより、お互いの努力で作っていくものです。疑問に思っても、すぐ聞けないのかなー、と想像しています。誰かに付き添っていって貰ってもいいし、紙に書いていっても良いのだと思いますが、お医者さんに、疑問は言った方がいいと思います。すぐ答えて貰えないとき、次の診察で、こんな事を聞きたいのだけれど、と手紙を渡すのも一つの方法です。大変でしょうが工夫してみて下さい。
 自閉症や統合失調症などの場合、「選択性緘黙」と診断しないというルールがあります。それは、自閉症や統合失調症などに伴う症状の一つとして緘黙症状があることがあるということが知られていて、メインの病名に伴う症状の場合、「選択性緘黙症」という別の病名はつけないという決まりです。逆に言うと、「選択性緘黙症」という診断は、緘黙症状が顕著で,それ以外の精神症状があまり無い状態と定義されているからです。お医者さんの診断する上でのルールがそうなっているようです。


> ただ、もし診断されてもメリットがあるのかないのかと考えると
> なにもそこまでしなくても、と躊躇しています。
> 緘黙が発達障害支援法の対象といっても、
> 自分は他の障害を2つ成人後持ってしまったのでなんだか「のけ者」みたい気分です。
> でも一応、はっきりさせた方がいいのでしょうか?

 akaraさんが書いてらっしゃるように、正直言って、医療や福祉で、診断名が増えたからと言ってメリットは無いと思います。発達障害支援法は,例えば精神保健福祉法や身体障害者福祉法などでカバーされない方へ、医療や福祉のケアが届くようにした法律ですので、どれかで支えれば、他の支えを二重にすることは多くの場合、メリットがありません。
 雨の時に、ビーチパラソルの下にいれば、その中で傘を差さなくてもokという意味で、逆に言うと、中で傘を差しても良いのだが、メリットがありません、という関係だと思います。
 発達障害者支援法は、身体障害者福祉法、精神保健福祉法、知的障害者福祉法の福祉三法からもれた人々を救うための法律としてできました。福祉三法という三つの傘でカバーできない所を、発達障害者支援法という傘でカバーしようとしたわけです。その関係は、今でも続いています。

 メリットは無いと思いますが、自分は緘黙なのかどうか気になっておられるので、先生に相談した方がすっきりすると思います。

> 若くないので将来を悲観して、震える毎日です。

 先が見えないのは不安ですよね。不安だと動きにくいのですが、どなたかに助けて貰いながらでも良いので、福祉サービスを求める動きをされた方が良いと思います。
 以前よりも、発達障害者や精神障害者の福祉制度は少し良くなっています。akaraさんがどのような状況におられるか分かりませんが、病院のケースワーカーや市町村の福祉、地域の就労支援などの担当者に相談して、将来設計を少しずつ出来るよう、動き出されるといいですね。

 推測で書いており、的外れなお返事になっているかも知れませんがご容赦下さい。
 

自己診断ですみません

 投稿者:akara  投稿日:2014年 9月 5日(金)03時18分0秒
返信・引用
  推定緘黙なんですが、きちんと病院で診断してもらったほうがいいでしょうか?
一応精神科に通っているのですが(20年近く。ずっと同じ病院ではありません)・・・。
最近医師に自分は場面緘黙症ではないのか?と質問してみたら
「そういう病気はあります」
としか返ってこなかったので・・。あまり詳しくない先生なのかも?
ただ、もし診断されてもメリットがあるのかないのかと考えると
なにもそこまでしなくても、と躊躇しています。
緘黙が発達障害支援法の対象といっても、
自分は他の障害を2つ成人後持ってしまったのでなんだか「のけ者」みたい気分です。
でも一応、はっきりさせた方がいいのでしょうか?
若くないので将来を悲観して、震える毎日です。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 9月 2日(火)18時54分33秒
返信・引用
  > No.924[元記事へ]

さかなさんへのお返事2です。

> kogureさん、事細かなお返事をありがとうございました。こんなに分かり易く専門的なリプライを頂けると思っていませんでしたので、感激です。世間一般に浸透している「発達障害」について、歴史に紐付き経過も中身も良く分かりました。
>
> センターでは、聞き取り問診による「人見知りが激しい(乳幼児期」「他人と話さない」「外界への不安が強い」(以上、自閉症三つ組に相当)「夜良く起き易い(乳幼児期」「大きな音に敏感」などの子供の特徴で"自閉症スペクトラム"にメドを立てたのではないかと思います。

1.「自閉症三つ組」
A「人見知りが激しい(乳幼児期」・・・「社会性の障害」と簡略に言われることが多いのですが,これは,非言語的コミュニケーションも非常に困難で,表情認知や身体模倣にも困難性を示すなど,対人交渉の質的な大きな問題を抱えていることを示します。母子関係も薄くなりがちで,人見知りについては,あまり無かったという報告が多いと思います。(例外はありますが)。
B「他人と話さない」・・・「言語コミュニケーションの障害」と簡単に言われることが多いのですが,これも誤解の元です。エコラリア(オウム返し)に代表されるように,音声言語を口から出すが,相手に伝える意図が乏しいこともあります。また,「主格の混乱」と言われるような,例えば「ジュース飲む?」といういつも母親から子どもに言われる言い方を,子どもが母親に対してする,つまり,主語が逆になって奇異な感じを与えるなど,コミュニケーションの質的な大きな問題のことです。「他人と話さない(が家族とは流暢に、相手の気持ちを理解して喋る)」のは自閉症の症状でいう「言語コミュニケーションの障害」ではありません。字面にかろうじて引っかかるだけで、意味が違います。
C「外界への不安が強い」??強いて言えば,「大きな音に敏感」・・・「想像力の障害」と三番目については言われることが多いのですが,これも誤解の元になりやすいです。特にこの点は,アスペルガー症候群が無くなった大きな観点であるだけに,曖昧な運用は慎重であるべきでしょう(後述)。「外界への不安が強い」ということが「想像力の障害」と判断するのは過剰な解釈だと思います。といいますのは,以前,「同一性へのこだわり」と言われていたように,買い物に行く道を変えたら,抱っこされている幼児期の自閉症児が,大泣きして同じ道に強くこだわったなど,同じであることを必死に守ろうとする行動などをさします。別の表現だと「常同運動や強い興味こだわり等」と言われる症状です。これに感覚の過敏性も加えられています。これらの症状の基礎にイマジネーションの障害があるとローナ・ウィング(彼女が三つ組の障害,自閉症スペクトラム障害という考えを提唱しました)という有名な英国の児童精神科医が説明したのです。
 想像力の障害は,知的障害の人の一部,ロマンチックで無い非常に現実的な人の一部にも見られる状態像であり,いろんな問題に関与します。常同行動の説明という限定された現象について「想像力の障害」と言うのは良いのですが,逆は、全然意味が違います。
 それでも「外界への不安が強い」のを想像力の障害と言うのは無理があります。

ある特徴を「分かりやすく」かつ「簡略に」説明することは,時として本来の意味から大きくずれてしまうので,恐ろしいことです。

2.専門用語が,簡略化される途上で,誤解が増殖
 昔,自閉症は「認知障害」だと言われていました。学習障害は「継時処理の障害」という形で良く言われ,それが節操なく発達障害全体へ広がって,さらに自閉症では「視覚支援」という決まり文句になっていますが,その元の話しをしましょう。
 元々は,ハームリンとオコーナーという方の共著「自閉児の知覚」(岩崎学術出版,1977)に,自閉症児の知覚(外界の捉え方)の基礎研究が書かれています。その結論は,情報処理を「同時処理」(映像の様に情報がほぼ同時に得られる時の情報処理の仕方)と「継時処理」(音声のように情報が時間の順序で得られる時の情報処理の仕方)に分けて比べると,自閉症児は「継時処理」の障害が顕著だというものでした。その研究を指揮した,ラターという児童精神科医(ローナ・ウィングの先生)が「言語の基礎をなす認知過程の障害」が自閉症の本質だという説を出しました。すなわち,「継時処理」という認知過程に障害があると,言語の理解と習得に困難が生じるなど,さまざまな自閉症の状態の原因になる。という説です。この説は,「言語認知障害説」→「認知障害説」と短く,「わかりやすく??」変化していきました。
 この説は、今でも一定の価値があると思っていますが,この特徴から,視覚的な手がかりを適切に与えることが自閉症児の支援では大事だということを説明しています。これは正しいのですが,いつのまにか「視覚支援」は発達障害児全体の常識になってしまい,恐らく「継時処理」が得意な子どもについても「視覚支援」が大事と言われている様子です。元の意味が消えて、手段だけが理由も分からず独り歩きしている例です。
 また,上記の考え方がカウフマンという,以前,ウェクスラーの元でWISCという知能検査を作っていた方が,独立してK-ABCという知能検査を作ったときに,「継次処理」(日本語訳で「継時」としなかったが,意味は同じ)と「同時処理」という情報処理に着目したことが影響し,学習障害児で特に情報処理の仕方に注目を集めました。もちろん,学習障害児には、どちらの情報処理が苦手かによってタイプがあるのですが,自閉症の影響で,ここでも継時処理の障害だけが注目されている傾向があります。

3.DSM-5の日本での適用,アスペルガー症候群が無くなった?
> 恐れ入りますが、また幾つか質問をさせて頂きます。
>
> >  米国精神医学会のDSM-5(2013)という分類の体系で,「広汎性発達障害」や「アスペルガー障害(症候群)」というグループ名や診断名は無くなりました。新たに,「神経発達障害」という大分類が出来ました。
> これはその内、日本でも変更があるのでしょうか。また、この体系からは「広汎性発達障害」や「アスペルガー障害(症候群)」が消滅したが、米国内ではまだその二つのグループ名や診断名はある、という解釈でよいのでしょうか。

 DSM-5日本語版は今年2014年6月に出版されましたので,発達障害者支援センターの先生方は,その影響をうけ,「自閉症スペクトラム障害」という診断名を用いたのだと思います。それ以前のDSM-Ⅳの時代だと「広汎性発達障害」や,その下位分類の「アスペルガー障害」という診断名はありましたが,自閉症スペクトラム障害という名前はありませんでした。
 DSM-5での大きな改革の一つは,自閉症で起こりました。最大のものは「アスペルガー障害」を削除したことです。広汎性発達障害はほぼ「自閉症スペクトラム障害」に統合されたので,別の名前になったと言ってもいいでしょう。したがって,「広汎性発達障害」という用語は過去のものになりました。
 アスペルガー障害が無くなったのは,その診断を受ける人が急速に増え,自閉症の率が急増したからです。そこで,三つ組の障害の第三番目の特徴のうち,常同行動や感覚の過敏性が顕著に認められない事例は,自閉症スペクトラム障害から除外して,「社会コミュニケーション障害」という別の分類(障害として軽いもの)へ入れることにしました。その除外される人たちがどのくらい居るかというと,従来アスペルガー症候群などと言われていた人(実際のアスペルガー障害は少なく、非定型というタイプが多いのですが,その人たちがアスペルガー症候群という扱いを受けてきていた)の3/4という調査結果があります。
 それで,アスペルガー症候群という診断名を無くすなという運動が起こり,米国精神医学会は,DSM-Ⅳでアスペルガー障害と言われた人は,改訂後も自閉症スペクトラム障害と見做すという決定をしました。(昔受けた人は、そのまま)。しかし,これからは,常同行動やこだわりが顕著でないなら,自閉症スペクトラム障害と診断しないと,診断基準でも明記しています。
 そうなると,お子さんは誤診ということになります。

4.発達障害の混乱
> >  「発達障害(法律用語)」の定義は発達障害者支援法で決められています。
> 文科省のホームページを見てきました。「国民の分かり易さ」が理由で法律用語としての「発達障害」が出来たのですね。確かに浸透はしたのかもしれませんが、勝手に一人歩きしている感じがしています。
>
 文科省の説明,「国民の分かり易さ」は誤りだと思います。一見分かりやすいからこそ,誤解や偏見が蔓延しているのです。定義があいまいという問題もありますが,それ以上に,特別支援教育の対象児の線引きで「障害」のある子と決めた事に問題があると思います。
特別支援教育は本来(と私は思っているのですが),特別な教育的ニーズのある子どもたちに、特別な支援を行う教育なので,その際に「障害」の有無は本質的に関係ないのです。特別支援の対象,その線引きに発達障害を用いたのが失敗だったのだと思っています。
先生方がプロで,教育的に特別な支援が必要な子か否かは、医学的な診断がなくても決められたはずだと私は思っています。事実,文科省の調査では小中学校の通常の学級に約6.5%の発達障害の疑いのある子どもがいるとされていますが,学校で実際に特別な支援を受けている子どもは約3%程度です。これは,調査に問題があるのもありますが,先生方が実際の様子を見て,必要に応じて支援を行っているからだと思います(もちろん,その背景には,いろいろあるのでしょうが・・・・)。


5.現代の黄門様の印籠「発達障害」
> > 〇診断名や病名は、セラピーや教育の計画に影響を与えますので、本当は大事だと思います。しかし、現状では、「発達障害(診断名??)」がつくと学校の対応も良くなるし、発達障害者支援センターなどの福祉の機関も使えるので、お子さんは、もしかすると有利な取り扱いを受ける可能性があります。
>
> 驚きました。それでは、場面緘黙症と診断がついた場合であれば、そこまでの支援は受けられないのかな、と。
> 「発達障害(診断名?)」の力を感じたのは、センターより対応策が園へ届いた直後にガラリと対応が変わったことです。まだ診断名は付いていませんが「発達障害支援センターからきた」というのが肝要のようです。周りからはかわいそうな子・特殊な子と腫れ物扱いになり、診断ひとつのすごさを感じています。

〇場面緘黙の認知度が低く,また,家で喋っているなら,いずれ喋るようになるだろう。学級で大きな問題もおこさないし・・・。と軽く見られる恐れが大です。
 でも,気をつけなければならないのは,特別扱いで丁寧なのはいいのですが,「腫れ物に触る」扱いは、子どもに良くないのです。普通の発達が歪められてしまいます。一時的に圧力が低下し,適応するための余裕が出るのは良いのですが、そのまま続くと悪影響が出てきます。いわゆる発達障害児たちにとっても良くないことだと思っています。

6.「発達障害」という偏見
> "診断名や病名が何であれ…"と記したのは、センター側が提示した「自閉症(スペクトラム)」と「場面緘黙」との違いについて色々質問したところ「自閉症や発達障害に偏見がおありですか」と誤解された為、病名に対して偏見はないという意味合いで書きました。正確な診断で無ければ的確なフォローが出来ないと思っての質問であり、こちらでの書込みにも至っています。

〇ちょっと困った子どもが来たら,「発達障害」や「自閉症」と診断名のレッテルと貼りすぎていると私は思っています。ADHDやアスペルガー障害という診断も含めてDSMではレッテル貼りに陥っていると,DSM-Ⅳを作ったアレン・フランセス(「正常を救え」;講談社,2013)が指摘するほどです。
 一方で,場面緘黙が十分知られていないなど,便利なレッテルのせいで,厳密さも犠牲になっています。
 本当は、脳が原因という証拠はまだ分からないのに,脳の障害だという誤解・偏見が染みついています。そこから,先生たちが難しい障害だと過剰に反応しています。また,根拠は無いのに,治らないと決めつける偏見さえ生じています。

7.現状で考えること
> >  恐らく、「発達障害(診断名??)」か「自閉症スペクトラム障害」という診断名がつくのでしょう。親のせいではないというお墨付きをもらい,叱ってはいけないとか、褒めろとか、視覚的な手がかりを多く与えよとか、いわゆる「発達障害(診断名??)」で一般に言われている、個人を見ないで決まり文句の様に言われることを多く聞くことになると思います。(すみません,ちょっと皮肉です)。
> >  なかなか説明できませんので、一応「発達障害(診断名??)」を受け入れるふりをして、特別な支援が必要な子と認知して貰い、アドバイスにはあまりとらわれずに,普通の子育てをして行くのが,現状では恐らく得だと思います。
> >  このような意見を書くのは非常に悔しいのですが、現状では、お子さんの得になることを第一に、進んでいって下さい。
>
> びっくりです。全く同じ決まり文句を頂きました。
> それ程定型文的に「発達障害(診断名?)」を巡るやり取りは進んでいるのですね。
> アドバイスもありがとうございました。仰る通り、子供にとって得になる道を行くのが今は良策なのかな、と思います。共に場合緘黙症への理解も大きく欲しいところです。
>
> ただ「場面緘黙症(診断名)」と付くのはどのような場合かが疑問です。
> 問診で「発達障害(診断名?)」に関して問題無しかつ発達検査で凹凸がないが場面によってかんもく・かん動になる、そのような場面でしょうか。
> そしてkogureさんの最後の文面に悔しい、とありますが、もしよろしければその辺りのお気持ちをお聞かせ下されば嬉しく思います。
>
> 長くなり恐縮です。
> kogureさんのお陰で随分整理がつきました。 お返事本文もさることながら注)1 の解説、補足がとても有難く、それ抜きにこれ程の理解は出来なかったと思います。印刷して、しっかり勉強させて頂きます。


〇場面緘黙の本態はまだ分からないというのが正直なところです。場面緘黙といっても代表的な症状でくくっているだけで,その中にいくつかのタイプがあるのだろうとは推察され,昔はいくつかのタイプを書いている方もいたのですが,これも本当はよく分かりません。
 落ち着かないのですが,原因も分かりません。恐らく,生まれつきの性格・気質と,生まれてからの偶然も含め、親の育て方も含め、周囲の環境も含め,いろいろな要因が働いて,緘黙と言う症状が現れ,よく分からないが何らかの要因が,その状態を続けさせているのだろうと思います。少なくとも,さかなさんのお子さんが好き好んで喋らないのではなく,何でなのか分からないが声が出ない、言葉が出ないで困っているのだと思います。
 お家で,ぽつりと喋らないことを言うかも知れません。出来れば,その話題を,問い詰めるのではなくて,まるで景色や天気の話題のように,淡々と,でも温かい気持ちで聴いて上げて下さい。おそらく親に心配をかけないように努力していると思います。ちょっと言ったら、大問題!という対応だと,心配かけないように言わない様にしようと思うかもしれません。穏やかな、関心という感じでしょうか。ちょっと言って、途切れると思います。でも,ちょっと言えて、お母さんに普通に聴いて貰えたという経験は貴重だと思います。その時,問い詰めないで,次の機会を待つ感じでいて貰えると,気持ちが楽になると思います。
 これまでの知見で,喋らせよう喋らせようと働きかけるのは失敗してきました。色々なこと、例えば体育のような身体を動かす活動,お絵かき・・・の中で,乗ってくる活動があると思います。なかなか覚悟しにくいのですが,喋らなくってもいいや,元気に自分のペースで活き活きする活動が保証されれば良い。という構えで接することがよさそうです。とはいえ,迷うはずです。あせるはずです。だから,育てられるのです。子どもの将来を夢見るから,子どもも夢を持てるのです。
 多くの場合,喋るようになる子どもが多い様です。その率もちゃんと分からないのですが,一応克服する方は多いです。

〇診断については,お医者さんでないので,やや不正確ですが,
・話す器官に問題はない。
・話せる場面では問題なく喋るが,特定の場面で無言,ないし非常に喋ることが少ない。
・それで,社会生活上の不自由がある。
・その状態が1か月以上続いている。
・社会的場面で不安になることが多い(絶対必要な条件ではない)。
・コミュニケーション障害,自閉症,統合失調症などではない。
「簡潔に,分かりやすく」したので,誤解を生むかも知れませんが・・・・

 「発達凸凹」という訳の分からない「分かりやすい,発達障害の説明」がありますが,元々人の発達は凸凹しているものです。検査で凸凹の無い人は非常に少ないです。いろんな人をならして平均が出るので,平均だけの人を探すのは難しいです。ですので,凸凹が出ても「発達障害」だと言えるはずがありません。非常に顕著な場合,ヒントにはなりますが。

 本来,人々を救うために診断名や障害名があるのに,「発達障害」や「自閉症スペクトラム障害」は,巨大なレッテルと化し,丁寧に一人一人の困難を見つめて、様々な工夫をしてアプローチする「専門家」の目を曇らせています。一応,その方面の専門家として、30年以上警鐘を(小さな音で)ならしてきましたが,現状は,さかなさんのお子さんにも悪影響を及ぼしていることが悔しいと思っています。

またまた長くなりました。悔しくて愚痴を言っているようですが,ご容赦を。
さかなさんという聞き手を得て,自分の考えを書きやすかったです。ありがとうございました。
ちょっと書きすぎているので,しばらく小休止しますね。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:さかな  投稿日:2014年 9月 2日(火)09時07分9秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事です。

kogureさん、事細かなお返事をありがとうございました。こんなに分かり易く専門的なリプライを頂けると思っていませんでしたので、感激です。
世間一般に浸透している「発達障害」について、歴史に紐付き経過も中身も良く分かりました。

センターでは、聞き取り問診による「人見知りが激しい(乳幼児期」「他人と話さない」「外界への不安が強い」(以上、自閉症三つ組に相当)「夜良く起き易い(乳幼児期」「大きな音に敏感」などの子供の特徴で"自閉症スペクトラム"にメドを立てたのではないかと思います。
恐れ入りますが、また幾つか質問をさせて頂きます。

>  米国精神医学会のDSM-5(2013)という分類の体系で,「広汎性発達障害」や「アスペルガー障害(症候群)」というグループ名や診断名は無くなりました。新たに,「神経発達障害」という大分類が出来ました。

これはその内、日本でも変更があるのでしょうか。また、この体系からは「広汎性発達障害」や「アスペルガー障害(症候群)」が消滅したが、米国内ではまだその二つのグループ名や診断名はある、という解釈でよいのでしょうか。

>  「発達障害(法律用語)」の定義は発達障害者支援法で決められています。

文科省のホームページを見てきました。「国民の分かり易さ」が理由で法律用語としての「発達障害」が出来たのですね。確かに浸透はしたのかもしれませんが、勝手に一人歩きしている感じがしています。

> 〇診断名や病名は、セラピーや教育の計画に影響を与えますので、本当は大事だと思います。しかし、現状では、「発達障害(診断名??)」がつくと学校の対応も良くなるし、発達障害者支援センターなどの福祉の機関も使えるので、お子さんは、もしかすると有利な取り扱いを受ける可能性があります。

驚きました。それでは、場面緘黙症と診断がついた場合であれば、そこまでの支援は受けられないのかな、と。
「発達障害(診断名?)」の力を感じたのは、センターより対応策が園へ届いた直後にガラリと対応が変わったことです。まだ診断名は付いていませんが「発達障害支援センターからきた」というのが肝要のようです。周りからはかわいそうな子・特殊な子と腫れ物扱いになり、診断ひとつのすごさを感じています。

"診断名や病名が何であれ…"と記したのは、センター側が提示した「自閉症(スペクトラム)」と「場面緘黙」との違いについて色々質問したところ「自閉症や発達障害に偏見がおありですか」と誤解された為、病名に対して偏見はないという意味合いで書きました。正確な診断で無ければ的確なフォローが出来ないと思っての質問であり、こちらでの書込みにも至っています。


>  恐らく、「発達障害(診断名??)」か「自閉症スペクトラム障害」という診断名がつくのでしょう。親のせいではないというお墨付きをもらい,叱ってはいけないとか、褒めろとか、視覚的な手がかりを多く与えよとか、いわゆる「発達障害(診断名??)」で一般に言われている、個人を見ないで決まり文句の様に言われることを多く聞くことになると思います。(すみません,ちょっと皮肉です)。
>  なかなか説明できませんので、一応「発達障害(診断名??)」を受け入れるふりをして、特別な支援が必要な子と認知して貰い、アドバイスにはあまりとらわれずに,普通の子育てをして行くのが,現状では恐らく得だと思います。
>  このような意見を書くのは非常に悔しいのですが、現状では、お子さんの得になることを第一に、進んでいって下さい。


びっくりです。全く同じ決まり文句を頂きました。
それ程定型文的に「発達障害(診断名?)」を巡るやり取りは進んでいるのですね。
アドバイスもありがとうございました。仰る通り、子供にとって得になる道を行くのが今は良策なのかな、と思います。共に場合緘黙症への理解も大きく欲しいところです。


ただ「場面緘黙症(診断名)」と付くのはどのような場合かが疑問です。
問診で「発達障害(診断名?)」に関して問題無しかつ発達検査で凹凸がないが場面によってかんもく・かん動になる、そのような場面でしょうか。
そしてkogureさんの最後の文面に悔しい、とありますが、もしよろしければその辺りのお気持ちをお聞かせ下されば嬉しく思います。

長くなり恐縮です。
kogureさんのお陰で随分整理がつきました。
お返事本文もさることながら注)1 の解説、補足がとても有難く、それ抜きにこれ程の理解は出来なかったと思います。印刷して、しっかり勉強させて頂きます。
 

Re: 発達障害とかんもくについて

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 9月 1日(月)12時00分18秒
返信・引用
  さかなさんへのお返事です。

〇発達障害、自閉症スペクトラム障害、場面緘黙症・・・・いろんな用語が出てきて、頭がごちゃごちゃになりそうだと思います。長くなりましたが,現状が混乱しているため,説明も長くなってしまいました。
 ゆっくり整理して行きましょう。足りないところはまた質問して下さい。

> 場面緘黙の子供を持つ母です。
> (私自身も幼い頃場面緘黙でした)
>
> 小さい頃から子供達は外で話すことが殆ど無く
> ネットで調べ場面緘黙について知ることが出来ました。
>
> その後幼稚園と相談し、発達障害者センター
> へ紹介されアドバイスを受けています。 (この先、発達テストを受ける予定です)
>
> そこで疑問があるのですが…
> センターでは"分かり易くいうと、自閉症の傘下に発達障害があり、発達障害の症状の一つに場面緘黙がある"と説明を受けました。
>
> 場面緘黙についてのサイトなどでは"場面緘黙のあるお子さんの中に自閉症スペクトラムを併せ持つ方もいる"とありますが、と質問した所 "うーん、スペクトラム内の症状かなあ"と。

〇発達障害者支援センターの担当の方が、場面緘黙を発達障害の症状の一つなのか、自閉症スペクトラム障害の症状の一つなのか迷っている様子ですね。

まず、場面緘黙と選択性緘黙という診断名がありますが、簡単に言うと両者は一緒です。センターの先生方は「選択性緘黙」という言葉を使うことが多いと思いますが、意味はいっしょです。

1. 症状か診断カテゴリー(診断名)か?
(1) 症状としての緘黙: 「場面緘黙」というのは,例えば学校では一言も喋らないが、家では普通に喋っていると言うように、場面・状況によって喋らないという症状を意味します。ほんの少し発言したり、先生の質問に答えることだけはできるなど、喋らないという症状にも程度の差があります。
(2) 選択性緘黙症という診断名としての緘黙: WHOとか米国精神医学会などの病気の分類で、選択性緘黙は一つの診断名になっています。主な特徴は、上記1の症状、特定の場面・状況で喋らない(緘黙)という症状があることです。また、社会的な状況で不安になりやすく、発語だけでなく動きも急に固まってしまうなどの症状も含めて、「選択性緘黙症」という診断名があります。緘黙(喋らない状態)だけが症状ではないという点を覚えておいて下さい。

2. 発達障害は診断名か?
背景に、もっと大きな間違いがあるので、説明を続ける前に、「発達障害」という用語の根本的な誤りを確認しておく必要があります。

〇自閉症>発達障害>場面緘黙 という順番は、間違いです。発達障害と言う言葉は、身体障害という言葉と同格のものです。

 身体障害というと脳性マヒのお子さんなど、肢体不自由がイメージされがちですが、それだけではありません。身体障害には、視覚障害や慢性の肝臓病など内部疾患も含まれていて、非常に幅の広い状態像を包含した言葉です。「身体障害」という言葉は法律の用語です。病名すなわち、診断に使う用語ではありません。植物>果物>桃 という関係では、「植物」に当たるような言葉です。病院であなたのお子さんは身体障害という病名ですというお医者さんは皆無です。

 発達障害という言葉も、本当は法律用語で、「植物」に当たる用語です。これを「発達障害(法律用語)」と書くことにします。自閉症スペクトラム症は、「桃」と同格ですので、「発達障害(法律用語)」>自閉症スペクトラム症という関係です。このように、法律用語なので、正式には「発達障害」という診断名はありません。
ところが、実際は「発達障害」という言葉は日本中で誤用されていて、診断名のように使われています。これを、ここでは法律用語と区別するために「発達障害(診断名??)」と書くことにします。「発達障害(診断名??)」には、自閉症(自閉症スペクトラム症)、学習障害、ADHD(注意欠如多動性障害)の三つだけが含まれていると,これも誤解ですが,日本中で思われています。

〇もう一つ紛らわしい用語があります。それは「広汎性発達障害」という診断名です。植物>果物>桃のレベルで言うと、果物のレベルで、昔の分類システムでは、「広汎性発達障害」の傘下に、自閉症やアスペルガー症候群が含まれていたのです。この「広汎性発達障害」と「発達障害(診断名??)」を混同している人も少し居る様子です。
 米国精神医学会のDSM-5(2013)という分類の体系で,「広汎性発達障害」や「アスペルガー障害(症候群)」というグループ名や診断名は無くなりました。新たに,「神経発達障害」という大分類が出来ました。その中身が自閉症スペクトラム障害(ASD),学習障害(LD),注意欠如多動性障害(ADHD)なので,今後,「発達障害は,正式には『神経発達障害』と言うのだけれど・・・」と不完全な蘊蓄(うんちく)を傾ける「専門家」が増える恐れがありますが,その場合は,ちゃんと「神経発達障害」という言葉を使ってもらいたいものです。

3.「発達障害(法律用語)」の中身
 「発達障害(法律用語)」の定義は発達障害者支援法で決められています。①広汎性発達障害(自閉症,アスペルガー症候群などが含まれる)、②学習障害(LD),③注意欠陥多動性障害(ADHD),④特異な言語発達障害,協調運動障害(DCD)⑤その他,WHOの国際疾病分類(ICD-10)のF.8,F.9という分類に含まれる①~④をのぞく障害と書かれています。⑤の中に,吃音や非行など,諸々の障害というか状態像が書かれていて,その中に「選択性緘黙」すなわち場面緘黙も入っているのです。詳しくは,文部科学省のホームページをご覧下さい。

4.「発達障害(診断名??)」が誤りである理由
 発達障害は制度のカテゴリー名なので法律用語だと申しました。少し調べると分かるのですが、米国と日本では,法律の中身が異なるのです。米国では脳性まひやてんかんの子どもがまず「発達障害(法律用語)」として定められ、ずっと後に自閉症や学習障害の子どものことが加えられたという歴史があります。

 日本の法律を見ても,①広汎性発達障害(自閉症,アスペルガー症候群などが含まれる)、②学習障害(LD),③注意欠陥多動性障害(ADHD),④特異な言語発達障害,協調運動障害(DCD)といった多様な子どもたちに共通の「特性」があるはずがなく,それぞれ,異なった「特性」を持っているから別の診断名がついているのです。
 自閉症スペクトラム障害の子どもを「発達障害(診断名??)」と言うのは、「これ何?」と八百屋さんでピンク色の丸い果物(桃)を指さしたら、「植物」と店主が答える様なものです。
 当然,その原因も一つではなくて,様々な原因が複雑に絡み合って、様々な状態像を示している訳で,簡単ではありません。むりやり,脳の障害と仮定している人もいますが,専門的に研究している方は,自閉症においても,脳の原因を特定していないというのが現状です。脳はさまざまな働きをしているので,脳を原因と仮定するのは,誰でも出来ることですが,誰にもまだ,はっきりした証拠を示せないでいると言えるでしょう。(仮定することは自然だし,それを探求することは有意義だと思っています。しかし,証明されていない仮説で,原因論を云々することは時期尚早だと思います。)まだ,「脳神話」と批判されるのは当然でしょう。

5.場面緘黙は「発達障害(診断名??)」か
〇センターの先生が誤解しているのは、"分かり易くいうと、自閉症の傘下に発達障害があり、発達障害の症状の一つに場面緘黙がある"という説明のように、場面緘黙が「発達障害(診断名??)」の一つの現れだと思っていることです。
 これまで述べてきましたように、この説明は根本的に誤りです。しかし、百歩譲って、「『発達障害(診断名??)』の中に自閉症があるように、『発達障害(診断名??)』の中には場面緘黙症状を示す子どももいる」と言いたかったのだろうと解釈しても、あくまで症状(状態像)であって、「場面緘黙症」という診断名とは違っています。米国精神医学会のDSM-5という病気の分類の体系でも,注1に書いているように(面倒な表現ですが)意味は明確で、自閉症スペクトラム障害と選択性緘黙は別だと明確に書かれています。

〇まとめ〇 場面緘黙は一般的な意味では、「発達障害(診断名??)」ではありません。しかし、身体障害に肢体不自由や肝臓病が含まれるように、法律用語としての「発達障害(法律用語)」には、あまり知られていないのですが、選択性緘黙も入っています。発達障害者支援法の対象者が「発達障害(法律用語)」者なのです。
 従って,発達障害者支援センターを利用できるし,特別支援教育として個別の教育的ニーズに応じた支援を学校で行っても良いのです。

> 診断名や病名が何であれ良いのですが、
> 何と無くどうなのだろうとスッキリしないためこちらに書かせて頂きました。

〇診断名や病名は、セラピーや教育の計画に影響を与えますので、本当は大事だと思います。しかし、現状では、「発達障害(診断名??)」がつくと学校の対応も良くなるし、発達障害者支援センターなどの福祉の機関も使えるので、お子さんは、もしかすると有利な取り扱いを受ける可能性があります。
 恐らく、「発達障害(診断名??)」か「自閉症スペクトラム障害」という診断名がつくのでしょう。親のせいではないというお墨付きをもらい,叱ってはいけないとか、褒めろとか、視覚的な手がかりを多く与えよとか、いわゆる「発達障害(診断名??)」で一般に言われている、個人を見ないで決まり文句の様に言われることを多く聞くことになると思います。(すみません,ちょっと皮肉です)。
 なかなか説明できませんので、一応「発達障害(診断名??)」を受け入れるふりをして、特別な支援が必要な子と認知して貰い、アドバイスにはあまりとらわれずに,普通の子育てをして行くのが,現状では恐らく得だと思います。
 このような意見を書くのは非常に悔しいのですが、現状では、お子さんの得になることを第一に、進んでいって下さい。

注1)
[緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー]というブログの

[DSM-5での選択性緘黙(場面緘黙症)の詳細] という記事から抜粋します。抜粋部分は>をつけています。〇の所は私の解説です。(  )は私の補足です。

>(DSM-5の本の)p.50から始まる自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害の鑑別診断の項目にて選択性緘黙が列挙されています。これによると「通常、選択性緘黙では早期の発達問題は起こらない。選択性緘黙児は特定の文脈や状況なら適切なコミュニケーションスキルを発揮する。たとえ緘黙する場面であっても社会的相互性は障害されておらず、限局した反復的な行動を示さない」とのことです。
〇簡単に言うと、お家では普通に会話して、情緒や感情的なやりとりも特に大きな問題がないので、自閉症スペクトラム症(前の広汎性発達障害、ほぼ自閉症のこと)とは大きく違うということです。

>●選択性緘黙の診断基準
>E.この疾患はコミュニケーション障害(例:小児発症流暢性障害)ではうまく説明できず、自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害や統合失調症、その他の精神病性障害の経過中にのみ起こるものではない。
〇選択性緘黙は、例えば吃音ではうまく説明できず、自閉症などでも緘黙は起こるが、それとは別物だ という意味。

>●鑑別診断(Differential Diagnosis)

>・コミュニケーション障害:言語障害や語音症/語音障害(speech sound disorder:旧名は音韻障害)、小児発症性流暢性障害(childhood-onset fluency disorder:吃音症のこと)、社会的(語用)コミュニケーション症/社会的(語用)コミュニケーション障害(pragmatic (social) communication disorder)などのコミュニケーション障害によって上手く説明されるスピーチ障害と選択性緘黙は区別されるべきである。選択性緘黙とは違い、これらのスピーチ障害は特定の社会的状況に限定して起きるものではない。
〇選択性緘黙は、特定の社会的状況だけで起こり、家などでは普通なので、吃音などの話すときの声の出し方の障害でもないし、コミュニケーション全般の困難とも違う。

>・神経発達障害、統合失調症、その他の精神病性障害:自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、統合失調症、その他の精神病性障害、重度の知的障害の人は社会的コミュニケーションに問題があるかもしれない。対照的に選択性緘黙の診断は家で普通に話せるなど喋ることのできる社会的状況がある場合になされるべきである。
〇ここでも、自閉症とは違うと書いてあります。

>・社交不安症(社交恐怖症):社交不安症にみられる社会的不安と社会的回避は選択性緘黙と関連するかもしれない。そのような場合は社交不安症と選択性緘黙の両方の診断を下すことも考慮。
〇社交不安症という状態に近くて、両方の診断を下すことはあります。
 

発達障害とかんもくについて

 投稿者:さかな  投稿日:2014年 8月31日(日)05時11分41秒
返信・引用
  場面緘黙の子供を持つ母です。
(私自身も幼い頃場面緘黙でした)

小さい頃から子供達は外で話すことが殆ど無く
ネットで調べ場面緘黙について知ることが出来ました。

その後幼稚園と相談し、発達障害者センター
へ紹介されアドバイスを受けています。
(この先、発達テストを受ける予定です)

そこで疑問があるのですが…
センターでは"分かり易くいうと、自閉症の傘下に発達障害があり、発達障害の症状の一つに場面緘黙がある"と説明を受けました。

場面緘黙についてのサイトなどでは"場面緘黙のあるお子さんの中に自閉症スペクトラムを併せ持つ方もいる"とありますが、と質問した所
"うーん、スペクトラム内の症状かなあ"と。

診断名や病名が何であれ良いのですが、
何と無くどうなのだろうとスッキリしないためこちらに書かせて頂きました。
 

Re: 名称について 

 投稿者:通りすがり  投稿日:2014年 8月 9日(土)07時48分20秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事です。


通りすがり、です。

ご丁寧な返信ありがとうございます。
お役に立つことがあればいつでもお使いください。

kogureさんの研究が、当事者やご家族の方々への支えにつながるものになることを願ってやみません。



> 元緘黙さんと通りすがりさん へのお返事です。
>
>  お二人とも貴重なご意見ありがとうございました。
>  非常に的確かつ簡潔なご意見で、考えを進める知恵とエネルギーを頂きました。
>
>  「選択性緘黙」という言葉が誤解を生んでいる現状と、その言葉そのものが必ずしも誤りではないことの間で迷っていましたが、通りすがりさんのご指摘で,霧が晴れたと思いました。
>  また、元緘黙さんのご意見で、「場面緘黙」だけでなく、たとえば「不安性場面緘黙」(もっと考えなければならないし、元緘黙さんのご意見のように、それに該当しない方もいる点は十分考えなければならないのですが)のような、気持ちや実際の体験に注意が向くような名称が必要だと思いました。また、引き起こす原因と持続する要因の区別は、「場面緘黙児」の支援を考える上で、大切な視点だと思いました。
>
>  ありがとうございました。できれば,今後のいろいろな機会に,お二人のご意見を使わせて頂いて宜しいでしょうか。
 

Re: 名称について 

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 8月 9日(土)06時02分41秒
返信・引用
  元緘黙さんと通りすがりさん へのお返事です。

 お二人とも貴重なご意見ありがとうございました。
 非常に的確かつ簡潔なご意見で、考えを進める知恵とエネルギーを頂きました。

 「選択性緘黙」という言葉が誤解を生んでいる現状と、その言葉そのものが必ずしも誤りではないことの間で迷っていましたが、通りすがりさんのご指摘で,霧が晴れたと思いました。
 また、元緘黙さんのご意見で、「場面緘黙」だけでなく、たとえば「不安性場面緘黙」(もっと考えなければならないし、元緘黙さんのご意見のように、それに該当しない方もいる点は十分考えなければならないのですが)のような、気持ちや実際の体験に注意が向くような名称が必要だと思いました。また、引き起こす原因と持続する要因の区別は、「場面緘黙児」の支援を考える上で、大切な視点だと思いました。

 ありがとうございました。できれば,今後のいろいろな機会に,お二人のご意見を使わせて頂いて宜しいでしょうか。
 

名称について

 投稿者:元緘黙  投稿日:2014年 8月 8日(金)04時22分30秒
返信・引用
  元場面緘黙当事者です。

素人ですが緘黙について少し勉強しているので意見を言わせて頂いてもよろしいでしょうか。
場面緘黙か選択性緘黙かでしたら私も場面緘黙がいいように思います。

特定の場面で喋れなくなるので場面緘黙でいいと思います。

選択性だと確かに自分の意思で選んでいるように誤解される場合がありそうですね。

あとなぜそうなるのかという原因の部分で言ば「不安」や「恐怖」を感じて喋れなくなる場合が多いようなのでそういった言葉を入れると原因の部分が分かりやすいかも知れません。
ただすべての緘黙の方がそういった理由で喋れなくなるかは分からないんですが
あと喋れなくなるきっかけと喋れない状態が継続してしまうのは別の心の働きが関係しているように思います。
 

Re: 「選択性緘黙」

 投稿者:通りすがり  投稿日:2014年 8月 4日(月)23時47分58秒
返信・引用
  kogureさんへのお返事です。

こんにちは。
いつも書き込みを拝見しています。勉強させてもらっています。

私は ①場面緘黙 がよいと思います。
理由は、日本語の「選択」という言葉のニュアンスは、誤解を受ける可能性がやはりまだあると感じるからです。

※1   ここで言う誤解とは、「話すことを、自分の意志でかたくなに拒んでいる」などとと受け取られてしまうことを指します。

※2   私自身は「選択性」という言葉のほうが当事者が置かれている状況を正確に表していると思いますが、そこのところを誤解なく広く理解してもらうのは現状では難しいと感じています。

私の立場は、高等学校の教員です。過去に、特別支援学校での勤務経験があります。

以上です。


> かんもくの状態について,診断名は「選択性緘黙」とつくことが多いと思います。WHOの診断分類の本もアメリカ精神医学会のDSM-5という本も「選択性緘黙」という名称をつかっています。
> 調べてみると,出版されている本では,主に「場面緘黙」という名前が使われています。
>  皆様は,①「場面緘黙」,②「選択性緘黙」,③その他のどの言葉が良いと思われますか?お立場によっても違うかもしれませんが,名称についてどうおもわれますか?
>  もちろん,診断名が歩いたり食べたりするわけではなくて,一人の人の一部の特徴について,名前がつけられているのだ,という点,つまり,一人一人人格があって,頑張って生活していて,個性やお住まいの地域があって・・・・と個別的なことがベースにあることを大切にしたいのですが,それでも,診断名・障害名として一人歩きをしてしまいます。
>  良かったら,この名称についてご意見をお書きいただけませんでしょうか。
>  私は教育関係の研究者で,名称について今,いろいろ考えておりますので,ご意見を頂けますと幸いです。
 

「選択性緘黙」

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 8月 4日(月)11時41分39秒
返信・引用 編集済
  かんもくの状態について,診断名は「選択性緘黙」とつくことが多いと思います。WHOの診断分類の本もアメリカ精神医学会のDSM-5という本も「選択性緘黙」という名称をつかっています。
調べてみると,出版されている本では,主に「場面緘黙」という名前が使われています。
 皆様は,①「場面緘黙」,②「選択性緘黙」,③その他のどの言葉が良いと思われますか?お立場によっても違うかもしれませんが,名称についてどうおもわれますか?
 もちろん,診断名が歩いたり食べたりするわけではなくて,一人の人の一部の特徴について,名前がつけられているのだ,という点,つまり,一人一人人格があって,頑張って生活していて,個性やお住まいの地域があって・・・・と個別的なことがベースにあることを大切にしたいのですが,それでも,診断名・障害名として一人歩きをしてしまいます。
 良かったら,この名称についてご意見をお書きいただけませんでしょうか。
 私は教育関係の研究者で,名称について今,いろいろ考えておりますので,ご意見を頂けますと幸いです。
 

Re: (無題)

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 6月27日(金)09時15分50秒
返信・引用 編集済
  ゆみさんへのお返事です。

> 高校1年です。
> 病院には行っていませんが、場面緘黙症の症状に当てはまっていたので場面緘黙症と認識しています。
>
> 4月から、誰も知っている人がいない高校に通っています。
> ですが、最初はなかなか話しかけられず、1週間くらいは1人でお弁当を食べていました。
> これではいけないなと思い、1人の子に「お弁当一緒に食べない?」話しかけてみました。
> 今でもその子と一緒にお弁当を食べています。
>
> 友達ができてよかったんですが、男子から嫌われているようで、何か失敗したら悪口や文句を言われます。
>
> 今からじゃ遅いかもしれませんが、場面緘黙症を本気で治したいです。
> どうしたら治りますか?

場面緘黙を克服した方は多いと思います。元場面緘黙とか、場面緘黙の後遺症に悩んでいるとか、この掲示板でも書いている方が多いです。
 ゆみさんは、今、克服の過程にいる可能性が高いと思います。友達ができて良かったですね。ゆみさんが「お弁当一緒に食べない?」話しかけてみたところがリスタートなのかも知れませんね。
 障害者の権利条約という国際法があり、日本も今年の1月に批准したのですが、その条約を作る国連の特別委員会の議長が、「完全は進歩の敵だ」と語って、完璧な条約を作ろうと思い込むと進歩しないので、まず、一歩を進めようとメンバーに語ったそうです。
 緘黙状態も、少しずつの進歩を狙い、完全に治ることを最初から求めない方が良いのだと思います。なぜなら、一種のリハビリで、少しずつ練習して進歩していくものなのではないでしょうか。
 かんもくの会には当事者の集会があります。そのようなところで、先輩の話を聞くのも参考になると思います。
 また、かんもくの会のホームページに手記があります。会の目的が早期治療を広めようという趣旨で発足したことと、成人でも緘黙で困っている方がいること(大人になると全員治ると広く信じられているため)を知らせることに力を入れています。そのため、大人になっても大変な方がいることが紹介されています。それも参考になると思います。また、一方で、場面緘黙だったが治った方や、比較的困らない程度に、後遺症の軽い方もいるのも事実です。

 長くなったのでまとめます。
・できる範囲で話したり、活動をともにしたりして練習することが基本です。
・緘黙だった方のお話を聞いたり、体験談を読んだりすることは、役に立つと思います。
・体験談では、治らなかったり、後遺症に悩んでいる方のお話が多いです。そのような方がいることは現実としてみつめ、かつ、治っている人も結構いるので、めげずに取り組んでください。
・治療は、会がすすめる本も参考になります。そのままは、難しいですが、その本から読み取れる原則は、少しずつ、友人と活動をともにして、可能な範囲でコミュニケーションを試みることです。


 貴方の失敗を、いろいろ言われているのは、男子高校生が貴方に関心があるので、いらぬことを言っているのだと思います。その男子たちも、たくさん失敗をしていると思います。
 前向きに取り組んでいって、高校生活が充実することを祈っています。
 

Re: 自分が人間のゴミみたい

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 6月26日(木)13時04分25秒
返信・引用
  かなみんさんへのお返事です。

この書き込みは彼に知らせてはいけません。相談してもいけません。

匿名さんの「17で彼氏と同棲 立派な甘えの環境だと思います」というお返事は、少しショックだったかもしれませんね。

次の部分を読むと、甘えかどうか、どころではない。貴女は虐待されていると思い、書き込みました。

> 私が元々同棲を始めた理由が、自分の甘える環境をつくらないためにするためでした。親が話してくれると自分が話す努力もできないと思ったからです。でもそれが余計に自分を苦しめることになってしまいました。
確かに親といる時よりは言葉を話す努力をしています。しかし自分が上手く話せない度に あぁ・・・やっぱり、自分はダメな人間なんだなと考えこんでしまいます。酷いとリストカットをするのがクセになっています。

> 彼氏の親とも仲良くしなくちゃいけないんですが・・・ やはり私が話しているつもりでも
彼氏の親からするともっと頑張れ。とか甘えてるとか言われました。まるで人間として否定されてるみたいです

○「まるで・・否定」ではなくて、今の状況では、貴女は「価値のない人」という位置に置かれ、否定されている。家族と居るときよりも悪い状況に居るのではないでしょうか。元々、家に居るときよりも積極的に世の中に出て、努力しようと思ったのでしょう。悪くなるために家を出たのではないですよね。

ところが、

> 話せないために私は内職しかできません。慣れない土地でバイトをするとストレスでリストカットがひどくなったので、、、内職だとお給料が低いです。。
> 自分には合ってる仕事内容でもお給料が低いため彼氏や自分の親に迷惑をかけていると思うと苦しくて苦しくてたまりません。まるでゴミのよう。

○貴女は、稼げないことを責められている(実家だと、それはない)。実家から仕送りを受けている(同棲としても考えにくいが、結婚を前提にしているとすると、ありえないのでは)、彼氏の親に迷惑をかけている・・・どうして?彼氏に迷惑を掛けている気分は分かるが、その親に迷惑を掛けている気分は、変です。彼氏の親が迷惑がられている雰囲気を出していて、貴女は圧力を受けている訳です。彼氏にしても、迷惑を掛けられていると彼が感じているとしたら、愛情が不足しているのだと思います。心からの愛情や同情で同棲しているのではないのでしょう。彼女の分まで自分で働いて守ってやりたいと彼は思わないのか?明らかにおかしいです。
○彼の親も、17歳の少女と息子が同棲することについて、相手のお嬢さんのことを心配して、同棲に踏み切るのを止めたり、生活の見通しを聞いたり、息子でなく、相手のことを親身に思うことが大人には求められると思います。
○貴方の親御さんは止めましたか?遠くの、よく知らない男性へ娘を預けることに心配をされたと思います。
○貴方の親御さんは多分反対したのでしょうが、それでも仕送りをするなど、応援しているのでしょうか?
○貴方の親御さんには反対されて、それを貴女は押し切って、緘黙を克服する努力をするために家を出てきたので、いまさら親御さんに助けを求めにくいのかもしれませんが、恐らく、貴方が助けを求めたら、貴方の親御さんはできるだけ助けてくれるのではないでしょうか?
○たぶん、貴女はいろいろな経緯で、親御さんに助けを求めにくい所もあるかもしれません。しかし、今の地獄のような状況よりは、実家か親御さんの助けのもとで家以外で生活する方が、すごく良い状況だと想像しています。

>
> それでも生きていくしかないので向き合っています。でも、毎日息をしてるのに笑えないのが悲しいです。
> 楽しいときも自分の場面緘黙症のことを考えさせられる場面がたくさんです。
> まさに生き地獄です。

○生き地獄、そう、蟻地獄に落ちたように見えます。こうゆう時は、自分一人で解決しようと無理をするより、貴方の親御さんに助けを求めて、今の状況から抜け出すことがベターだと思います。
○貴方はダメな人間だと思い込まされています。ダメな人間だと思い込ませることで、彼と彼の親が優位に立って、貴方を虐げて、おとしめて、いい気になっているのだと思います。
○彼は、貴方の唯一の理解者のように見えるでしょうが、貴方を地獄に落とした蟻地獄のような人に、私からはみえます。
○愛は、何より、尊敬が基礎にあると思います。性愛も強い愛に見えますが、愛する人に地獄を体験させるのは、どうみても、尊敬が基礎にあるとは思えません。
○実家に帰ると、少なくとも地獄ではなくなると思います。
○17歳、それなりに大人ですが、今の地獄から這い出すには、助けが必要です。
○変な家へ入り込んでしまいましたね。貴方の親御さんだけで貴方を救いに来ると、彼と彼の親から、手切れ金とか請求される恐れもあります。


今の同棲相手の彼と親について想像すると:
・彼は貴方を理解している、自分といっしょなら緘黙を克服できる、その助けをしたい・・・・と書いてくれたのだと思います。特に、自分しか貴方を理解できないと思い込ませていると思います。
・彼の親は、貴方を厄介者、稼げない者、迷惑をかける者という位置づけで、自分で頑張らないからダメなのだと言っていると思います。貴方のことを思って注意しているのだと、たぶん言っていると思います。
・貴女は、大きな決心をして、緘黙克服のために努力していると思ってるのでしょう。しかし、今の貴女の努力は、彼と彼の親の評価を落とさないための努力で、自分を高める努力ではないでしょう。
・幸せになるために同棲したのでしょうが、しかし、実家に居るとき以上に、貴女は自分をダメな人間だと思い込まされています。なにより、笑えない状況に押し込められています。

 そこで、対策ですが、極力早く同棲している家から逃げることです。ただし、いくつか心配な点があります。彼と彼の親は支配的な傾向(自分以外の人に暴力や心理的圧力を加えて、自分の言いなりにして、支配したがる傾向)があり、それは、暴力に結びつきやすいからです。ほんの少ししかアドバイスできませんが・・

 もちろん、貴方や親御さんが必死に考えて、よりよい解決策を考え、実行に移してください。確実な方法を見つけるために時間を費やすより、まーまーましな解決策を急いで計画し、実行したほうが良いと思います。

①迎えに来てもらうなら、誰か、しっかりした第三者(たとえば貴方の親御さんの交渉力の高い親友や親戚、できれば弁護士さん)とともに貴方を助けに来てもらう方がいいでしょう。それも、極力早く。
②彼と彼の家族が居ない時に、貴方の親御さんに相談し、たとえば、迎えに来てもらって逃げるのも一案です。その場合、ストーカー殺人とかにならないために、すぐ実家に戻るのではなくて、彼の家から家出して、実家には帰っていないふりをするなど、やはり、弁護士さんなどに相談して、貴方の親御さんに十分、検討してもらう方が良いと思います。

> こんなふうにネットで想いを吐き出すしか心を安心させる方法がないです。
> だからもっとこんなネットのサイトが増えてくれると嬉しい。とよくおもっちゃいます。

○また、今の苦労をばねに、少しずつ、チャレンジをしていくことで、きっと成長していけると思いますよ。精神病院というと抵抗があるかもしれませんが、常勤の臨床心理士がいる病院など、たぶん貴方の助けになると思います。通院をする上でも、貴方の家庭が安定していることが必要だと思います。
 今の彼は、精神病院など、彼以外の人に貴女が頼るのを妨害していると思います。それは、彼だけに頼らせて、貴女を支配していたいからだと思います。

 少し遅くなりましたが、今は決心と勇気を少し出さなければならない状態だと思います。まず、親御さんに電話して相談してください。緊急を要する場合、警察に駆け込むこともできます。こうゆう状況で助けてほしいと。また、親御さんは、弁護士さんに相談した方がいいでしょう。他に、法務局の人権擁護課に相談することもできます。児童相談所も相談に乗ってくれると思います。
 

Re: わからないんです

 投稿者:kogure  投稿日:2014年 6月23日(月)06時25分44秒
返信・引用
  前向きたいさんへのお返事です。

> 私ははっきり医師から診断されたわけではないので、自分が緘黙症なのかまだわからないんです。
> しかし、私の場合は人前で話したり学校で友達を作ったりすることは全然問題ないのです。
> 私は自分の父親とほとんど話せないんです。
> 普通にしていても怖くて怖くて、いつ怒鳴られるかと不安なんです。
> 大人になれば治るかと思っていましたが、逆でした。
> 年々話すのを避け、今では首を縦に降るか横に降るかです。
>
> 私は緘黙症なのでしょうか、それとも他の不安障害みたいな何かなのでしょうか…。

 特定の人に対してだけ声が出ない状態を一般には緘黙症と言わないと思います。
 とても怖いお父様に対して、何かを言うと怒鳴られるという経験を通じて、
お父様に対しては喋らないという行動を学習して習慣化したのだと思います。
 触らぬ神に祟りなし という様に、怖い相手に怒鳴られない方法を学習した
のであり、それは適応的な行動ですし、普通の行動と考えて良いのではないで
しょうか?

 対象がはっきりしているので、不安と言うより恐怖ですが、恐怖症という必要も
ないでしょう。なぜなら、それはある種の適応で、対応の仕方を学習した結果です
ので、お父様の対応が変わったり、貴方の方が強くなったりして勢力の関係が
変われば、喋らないという対応の仕方も変わってくると推察されます。

 普通、神経症(ノイローゼ)と言われる、閉所恐怖症などの場合、原因は分からないが
狭い空間にしばらくいると強い恐怖に襲われて、どうしようもなくなるという状態になります。
不安神経症などの場合、強い不安に襲われますが、恐れの対象がはっきり特定できない
場合に「不安」という用語を用います。特定の人ではなくて漠然と人々と接する際に
強い恐れを抱いてどうしようもなくなる状態でも、対人恐怖といいます。
 これを薄めて広げたのが社交不安で、診断の境界が曖昧なので、多くの人が診断され
精神病の薬を処方されて、問題なのではないかと書いた精神科の先生もいます。

 前向きたい さんの場合、恐怖症でも不安症でもない(病気ではない)と思います。
普通の恐怖反応で、病的ではないと思います。お父様が怖いという方は多いのですが、
前向きたい さんの場合は、それがとても強いのだと思います。お父様は愛情のつもり
で厳しく接しているのかもしれませんが、前向きたい さんには心理的に危機的と
思えるような、怖い体験になって、とても大変だったと思います。厳しい状況で鍛え
られ、その対応を学習したのだと言っても良いでしょう。異常な反応ではありません。
厳しすぎたので、息子に喋ってももらえないのは、可哀想ですが、自業自得でも
あるでしょう。

 偶然、かんもくの会のサイトにおみえになり、場面緘黙について学習されたのですから、
場面緘黙に悩んでいる人を見かけたら、さりげない支援をお願いしますね。
 

(無題)

 投稿者:ゆみ  投稿日:2014年 6月21日(土)12時58分28秒
返信・引用
  高校1年です。
病院には行っていませんが、場面緘黙症の症状に当てはまっていたので場面緘黙症と認識しています。

4月から、誰も知っている人がいない高校に通っています。
ですが、最初はなかなか話しかけられず、1週間くらいは1人でお弁当を食べていました。
これではいけないなと思い、1人の子に「お弁当一緒に食べない?」話しかけてみました。
今でもその子と一緒にお弁当を食べています。

友達ができてよかったんですが、男子から嫌われているようで、何か失敗したら悪口や文句を言われます。

今からじゃ遅いかもしれませんが、場面緘黙症を本気で治したいです。
どうしたら治りますか?
 

わからないんです

 投稿者:前向きたい  投稿日:2014年 6月17日(火)22時29分21秒
返信・引用
  初めまして。よろしくおねがいします。

私ははっきり医師から診断されたわけではないので、自分が緘黙症なのかまだわからないんです。

ただ、ある特定の環境になると、
黙りたいわけじゃないのに唸り声ひとつ出てこなくなる時があるので不思議だな嫌だなと思いながら過ごしてきました。

23歳ですが、もう10年以上はこの声が出ない症状が続いています。

しかし、私の場合は人前で話したり学校で友達を作ったりすることは全然問題ないのです。

私は自分の父親とほとんど話せないんです。
普通にしていても怖くて怖くて、いつ怒鳴られるかと不安なんです。
大人になれば治るかと思っていましたが、逆でした。
年々話すのを避け、今では首を縦に降るか横に降るかです。

私は緘黙症なのでしょうか、それとも他の不安障害みたいな何かなのでしょうか…。
 

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