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パブリシャーズ・レビュー白水社版の巻頭エセーを拝読しました。趣旨明快で私もその通りと思いますし、福田歓一氏の「政治学史」の評価も全く同感です。
しかしながら、文中の「御代」という言葉には頗る抵抗があります。
もちろん、元号を時代区分の指標とする発想自体が甚だ無神経極まりないわけで、白水社の識見を疑いますが、それにしても「御代」というタームを用いるのはどうなのでしょうか?天皇制に疑義を呈するような時代状況ではないからこそ、よりセンシティブであるべきと考えます。それが大田さんのスタンディングに適合的であると思いますが。
ちょっと残念な気がします。
不躾な物言いで失礼しました。
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