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『ロバート・J・リフトンさんの研究成果について』

 投稿者:高橋英利メール  投稿日:2011年12月20日(火)20時58分45秒
  通報 編集済
  宗教学の「批判的態度」は冷静で、社会学の社会現象への「反省」も必要であると感じており、これらの学問価値のある学問であることを僕は認めているし、興味を抱きながら、本質的な「戸惑い」も感じている。
批判し反省できるという「理想」は素晴らしく…それを目指すべき方向だと<期待>しながら、改めて、地球史的な痕跡を観察してみたいのだ。
分野は宗教学でも社会学でもないのかもしれない…彼の研究範囲は多層的で、極めて優秀かつ斬新な研究者だ。
尊敬している…
ロバート・J・リフトンさんの『終末と救済の幻想』本を再度読み直し、悲観的な気分に陥る…
これは自分の性格にもよるが、厭世的な気分に深く落ち込んでいた。しばらくは頭痛と吐き気すら併発した。
「黙示録的終末観」のテーマについてが主軸になっている。
その危険性が多角的に検証されている。オウムは駒を1歩進めてしまったことになる。

その事への憂慮と深い沈鬱な気分を味わいながら、では、その出口や「明るく」「希望の持てる」「過ちの発見と反省からの脱却」的なものはどこに見出せるのかを見つけ出そうとしながら読んだ。

先生ももちろんお読みになっていることと想う。
どこにあったのだろうか・・・?
僕は何か見落としているだろうか…

どこらへんを読むと、この悪夢からの脱却への道やわずかでもいい可能性が見出せるのだろうか…
リフトンさんがかろうじて「絶望」していなかったとしても、この書物のトーンは重く、解決策として華々しく提示された思想が発見されたりすることは…期待するほうが間違っていた…と言われればそうだが、極めて残念なことではある。

しかし、原点に戻ろう。
「黙示録的終末観が危険な思想だ」と行き着いたとして、では
・「終末がくるなんておかしい」
・「そんなこと気にするほうがおかしい」
という論理に帰着して、胸をなでおろすことが「求められて」いるのだろうか?

■「終末」という「現象」は「起こっていた」のではないだろうか?
しかも何度も何度も…

終末と言うのは、宗教思想的にただ煽られて大きくクローズアップされただけだろうか?
その根は、「真実の現象」として地球に刻み込まれていたからこそ、発生したのではないか?
というのが、むしろ科学的アプローチによる見解だと想う。(決してオカルトでもニューサイエンスでもない。)

志している「健全な」思想は、「終末観」に影響されぬこと…
その意志を持つことを奨励しているように想う。僕は自身の体験を踏まえ反省し、賛同した態度で読み進めた。
それは一見平安で、理性を獲得した人の「正常」な思考だという主張はわかるのだ…

わかるのだが、もう少し現実を観察してみると、それも数千年なんていう「短い区間」ではなく、もっと永い痕跡を観察してみると、僕らの住まう世界のドラマは、決して穏やかではなく、人間中心に考える傲慢さを捨て去ったならば、惑星のクレータの数だけ、危機は訪れていたのであり、ただ単に地球と言う惑星が水の惑星であるが故に、大半のクレータが隠され、消されてしまっているのに他ならず、その数は、位置的に火星だろうと金星だろうと(つまり、その間の地球は)、月に刻まれているクレータの数だけ、終末が起こったのだ。

「真実は?」という問いに対し、科学的アプローチは賞賛され、オカルト的アプローチは、一笑にふされてきたように想うし、今でも、そしてこれからも一般にはそうなのだろう。そこでオカルト抜きにして「科学的アプローチ」で「終末」を調査してみる。
しかし、「真実は?」という問いに、最初から期待を込めて希望的観測をする視点も、悲観的観測をする視点も、傾向としてありがちだが、どちらも結局振り子のように揺れながら、いつの時代も行過ぎている。

ここで宗教的な終末観など持ち出さずに、
神話なども持ち出さずに、
地質学的なドライな視点で「終末」を調査すると、以下がこれまでに判明している。

●主な地球での大量絶滅

・オルドビス紀末
約4億3500万年前の大量絶滅。当時生息していた全ての生物種の85%が絶滅したと考えられている
・デボン紀末
約3億6000万年前に、多くの海生生物が絶滅。全ての生物種の82%が絶滅したと考えられている。
・ペルム紀末
約2億5千万年前に起きたとされる「地球の歴史上最大の大量絶滅」。海生生物のうち最大96%、全ての生物種で見ても90%から95%が絶滅した。
・三畳紀末
約2億1200万年前の大量絶滅。全ての生物種の76%が絶滅したと考えられている。
・白亜期末
約6550万年前の大量絶滅。恐竜が絶滅。他に、翼竜、首長竜やアンモナイトが完全に絶滅。全ての生物種の70%が絶滅したと考えられている。

そこでこの「終末の期間」が「わずか 20万年の間に地球の大地と海洋からほとんどの生き物を消し去った」ことが中国、米国、カナダの地層研究者達によって、最近明らかにされた。

【参考】
http://oka-jp.seesaa.net/article/240105713.html


このような時期に、それを目撃した知性体がいたとしたら、体験したとしたら、神話が書かれている内容に、「だって神話だから…」という「科学的でないという蔑視を込めた」つぶやきは、むしろ、はなはだ論理性を欠く代物だと言えると想う。

悲観的かもしれないが、僕は、リフトンさんに、こう想われていたのではないかと想う。。。
危険な熱情的な終末思想を抱いたオカルト青年だと…

あの人と、あの人の業績を最大限賛美しながら、その「理不尽な批判」を半ば諦めて受け止めながら…
僕は、このように彼に溜息をもらしたい。
神話や宗教やカルトや群集心理的な考察で、多大な功績があるけれども、天文現象的にみて、圧倒的に確率の高い天体衝突や不可欠とも言える地殻変動への史実的な考察が、全く足りていない。

僕は、地質学と、天文学を修めているからかもしれないが、この学問を修めれば修めるほど、
危険といつも隣り合わせて存在している地球と人類の事をひどく憂慮するようになるのだ。ただのロマンではなく。
だからこそ、黙示録でなくとも終末観には敏感にならざるをえなかった。。。
それは、間違った<精神的態度>だと…間違った<観察>だと
彼は、僕にそういいたいのだろうか…

僕がリフトンさんにいいたいのは、
それでもまだ…観察が足りていない。惑星の事象を決定的に見落としている。

こうした「地質年代的な終末の痕跡」が人類の精神に刻まれた結果、終末観が生じるのは言わば「必至」であり、避けられることではなかったのだ…というのが、学問的な答えではないだろうか?

ということになる。
神話はあながち「神話的」とも言えず、意外と「科学的」な香りも漂っている。


わずか数日前だが、太陽に最も接近した彗星がある。
http://swnews.jp/2011/fig/1112190945_exfig_1.gif
 
 
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