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とあるカウンセラーブログ

 投稿者:途方  投稿日:2016年 3月23日(水)01時31分9秒
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  場面緘黙について調べていたところ、あるカウンセラーさんのブログに辿り着きました。
当事者+当事者の母の立場の私から見ると、見当違いな話にも思えます。

"先回りの害悪"という一面から見れば、それはそうでしょうが…場面緘黙と結びつけるのは乱暴に感じました。
下記に抜粋しますが、皆さんはどう思われますでしょうか。
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緘黙の原因は先回りとお膳立て。 vol.02

少し間が空きましたが、今日は緘黙の2回目です。
これは不登校においてものすごく重要な研究テーマです。
先回りとお膳立てが、子供を苦しめます。

「自分はダメだ」という、精神の闇。
自己嫌悪地獄。
どうあがいても、自力でそこから抜け出ることはできない。
****
もうずいぶん前、私がまだ駆け出しだった頃、ある緘黙の男子中学生のカウンセリングを、今でも鮮烈に覚えています。
いじめで不登校とのこと。
目の前にお父さんとお母さんとその子。そして私。
カウンセリングの開始時間。
私が一言二言挨拶程度のことを話し掛けると、その子は、
泣き出しました。
まるで赤ん坊のように。男子中学生が、です。
いったいどうしたのか問うてみましたが、傍らの母親にすがりつくようにさらに激しく泣き、
カウンセリングどころか会話すらできません。
どうやら私が怖いようです。
早々に私は白旗を揚げました。
親御さんは残念そうでしたが、もうしょうがありません。
お父さんがうつ気味だということ、せっかくなのでそちらのカウンセリングを行うことに。
その間母と子は、トイレに。
トイレから帰ってくると、母と子はまるで彼氏彼女のように手をつないでべたべたいちゃいちゃと、明るく楽しそうな様子。
さっきまで泣いていたのはどこへやら。
私は思わず
「なんだ、もう大丈夫じゃないか。もう一回おじさんと話してみる?」
と声をかけました。
すると、子供はまた大泣き。
結局その子とは一言も話せず。
私の惨敗でした。
緘黙について全く知識もなかった、原因もわからなかった、駆け出しの頃の記憶です。
****
あれからおそらく7年ぐらい経ちました。
さあ、メカニズムを解き明かしましょう。
step1 (母)親の精神状態の悪化
母親の不安
もしくは
何かの知識・考えを批判もせず受け入れる
これがこの問題の根底にある。
ここで、誰か正しい知識を教えてあげればいいのだが。。。
step2 先回りとお膳立ての開始
乳児期あるいは幼児期から、まずは
・不安と危険の先取り
が始まる。あらゆる危険から子供を遠ざけようとする。
次に待っているのは
・日常生活においての先回りとお膳立て
である。日常における様々な場面で、「先回りして何かをやってあげる」「先回りではないが、子供がやろうとしていることをお膳立て」が始まる。
step3 ロボット化
これらはなにをもたらすのか。
何でもやってくれるんだから、
・自分で考えられなくなる
危険を察知しなくていいんだから
・自分で考えられなくなる
言われたとおりにやるだけだから
・自分で考えられなくなる
何も言わなくてもやってくれるんだから
・自己主張できなくなる
何も言わなくてもお膳立てしてくれるから
・自分で選択できなくなる
・自分で物事を組み立てられなくなる
・自分で決断できなくなる
もう一度言おう。
・自己主張できなくなる
・考えられない
・選択決断できない
これがロボット化の始まりだ。
反応性愛着障害もそうだが、家の中の養育の悪影響は、家の外で現れることが多い。
これが、家の外で「場面緘黙」となって現れる。
step4 ファーストギャップ
これが引き金である。
幼稚園や小学校に行く。
周りの子は同じように自己主張しないか?
イヤ、そんな子は少ない。
学校へ行くと、猛獣の群れである。

人の悪口を言い、人から奪い、時には暴力すら辞さない。
自分とは圧倒的なギャップがある。
ここでこう感じられる。

「自分はそんなこと言えないのに、なんであいつらは平気であんなこと言えるんだろう」
子供がこう思い始めたら、もう遅い。。。。。
step5 依存性と回避性
真に恐ろしいのはここからだ。
先回りとお膳立ては、さらに「依存性と回避性」を子供にもたらす。
これが子供の後の悲劇を決定づける。
依存性とは、
・誘い待ち
自分から友達を遊びなどに誘えない
・指示指図待ち
一から十まで指示指図されないと、創造的なこと(自由にやって良いこと、たとえば作文、自由研究、図画工作、社会科の研究発表などから、あらゆる物事まで、人付き合いなど)が難しくなる
・依存
自分を理解してくれる人(友達)に深く依存する。
これは一見良いように見えるが、ダメである。
その人がいなくなったときに、崩れ落ちるから。
まさしく親の言うことを良く聞くロボットだ。
あるいは大人か周囲の人の言うことを良く聞くか。
自律はおろか、自立すら難しい。
自律的に物事に取り組めない、ロボット。
(自律と自立のちがいはおわかりだろうか?)

回避性とは、
・人と衝突できない
・人を拒否拒絶できない
・自己主張できない
である。人と衝突するかもしれない、拒否拒絶があるかもしれない場面を回避する。
誰も実際には拒否拒絶なんかしていないのに、
自分が意見を表明すると、相手から拒否拒絶を喰らうんじゃないか、
冷たい目で見られるんじゃないか、
相手を拒否すると嫌われるんじゃないか、

という、ネガティブな自己イメージを自ら生み出すようになる。
人から受け入れられている、和気藹々とやれている、というイメージ力は、哀しいかな、完全に奪われている。

なお、これは訓練や成功体験によっては絶対に補えない。
逆にやればやるだけ蟻地獄に落ちる。
ギャップモデルという、もうひとつの心理メカニズムが働くからだ。
ギャップモデルについては、ご要望があれば解説しよう。

再度言う。

なお、これは訓練や成功体験によっては絶対に補えない。
イメージ論者、潜在意識論者、自己責任論者、克己論者は重々注意されたい。
子供をさらに無間地獄に落とさぬよう。
ここから子供の「地獄の一人旅」が始まる。


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